2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
1976年6月26日、日本武道館で行われたプロレスラーのアントニオ猪木vsボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリの「格闘技世界一決定戦」は、当時「世紀の茶番(結果が見え透いている)」と世間で言われ、アリ自身のボクシング戦績に、この猪木と…
天保13~14年(1842~43)頃、83~84歳頃の北斎は、毎朝小さな紙に唐獅子や獅子舞の図を描き⬆、丸めて家の外に投げ捨てていた。ある人が、その理由を聞いたところ、北斎は「これ我が孫なる悪魔を払ふ禁呪なり」と答えたという。北斎が悪魔と呼び捨てた孫とは、…
アメリカのニュースサイト「NewSphere」が、昨年、日本がこれまでに「積み上げた歴史や世界からの信頼」について特集、日本人のほとんどが知らない「日本が世界一」の事柄について紹介した。◉歴史ある企業の数が世界一(創業から100年を経てなお現在も営業し…
42打席ホームランが出ていないエンゼルスDH大谷翔平、打撃不振の原因は、球審による不可解ジャッジだという声が挙がっている。微妙なハーフスイング判定を取られて三振になったり、かなり低いカーブを見送ると、これがストライク判定されたり、不可解ジャッ…
2日前のオリックス戦で先発したロッテ佐々木投手(20)は2回、外角ストレートのボール判定に対して苦笑いを浮かべただけで白井球審から判定への「不服」と受け取られ、白井球審(44)が被っていたマスクを外すと佐々木投手に対し詰め寄ろうとする場面⬆があ…
米国ロサンゼルスのメルローズストリートにあるFame Yard 駐車場の壁に登場した巨大な壁画。世界的に大きな話題となったウィル・スミスのアカデミー賞でのビンタが、アメリカ・ロサンゼルスのストリートアートで再現されたのかと思いきや、スミスのビンタを…
アメリカのスタンダップコメディで「日本人の見分け方」という動画を見て考えさせられた。コメディアンが「日本の女性は12歳の女の子でも75歳のおバアさんでも12歳の声をしてる」と言うとアメリカ人の観客がどっと笑いこけるのだ。日本女性の声が「甲高い」…
1980年代のお笑い番組の企画制作で次々と最高視聴率を稼ぎ出し、番組視聴率の合計で「視聴率100%男」と呼ばれたコメディアン萩本欽一さん(⬆上写真右)。その彼が、高校を卒業して浅草東洋劇場でコメディアンの修行を始め3ヶ月経った頃、劇場の演出家から…
八ヶ岳の南麓、大自然に囲まれた我が家で老衰で亡くなった俳優の柳生博さん。温和な自然人だった柳生さんが、過去に珍しくTV番組の中で怒ったことがあった。それは柳生さんが、かつてダウンタウンの番組に出演した際、浜田雅功にツッコミで頭をはたかれると…
大谷翔平が、アストロズ戦に「1番・投手」で先発出場。6回1安打無失点、自己最多タイとなる12奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。この日の大谷の投球は、全81球のうち、スライダーが35球(43%)、アストロズ打線はこのスライダーに翻弄され続け大谷が奪った…
MLBでは打者も投手も相手選手のデータを常に重視する。打者は試合中でさえノートパッドの画面を見て、相手投手のデータを繰り返し画像でチェックする。エンゼルス大谷選手がベンチ内でノートパッドで熱心にチェックしている姿はすでにお馴染のシーンだ。とこ…
これまでJリーグの東京ヴェルディ、セレッソ大阪、清水エスパルスで指揮を執り、ヴィッセル神戸の新指揮官に就任したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督⬆。母国スペインのラジオ局『Cadena SER』に出演し、日本人サッカー選手の特長について語った。Jリーグで…
カブスの鈴木誠也が、メジャーデビューから8試合連続安打、4本塁打11打点をマークした。デビューから4試合の時点で「8打点以上、4四球以上」は打点が公式記録となった1920年以降ではメジャー史上初。また「デビューから4試合で3本塁打」は、2018年エン…
⬆上の写真は、大谷翔平が5日前のマーリンズ戦のベンチ内で、バットを寝かせ“心臓マッサージ”を一生懸命していたシーン。今シーズン自己ワーストの開幕7戦、30打席ノーアーチというスランプの渦中に大谷が見せたおどけたパフォーマンスだった。米放送局「FOX…
エンゼルスの大谷翔平投手が開幕から8試合目にして、敵地でのレンジャーズ戦で、今季初本塁打を含む1試合2発のホームランを放った。今季1号は滞空時間が6.7秒にも及ぶ大アーチ。そして2号は、打った瞬間に誰もが本塁打と分かる超豪快弾だった。2本目を打っ…
4月から動画配信サイトNetflxで全世界に配信が開始された小さな子供が1人で買い物に行くというドキュメンタリーTV番組「はじめてのおつかい」。英語 タイトル名は「Old Enough!」(1人で出来るもん!)⬆。海外の視聴者からは「史上最高のショーだ!」など…
1985年制作の米国映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で1955年にタイムスリップしたシーン、ドク(⬆上写真左)が、壊れたデロリアンの部品を見て「ああ、これは壊れるはずだ。こいつはメイド・イン・ジャパンだ」。これを聞いたマーティ(⬆上写真右)は…
20世紀を代表する知の巨人ジャン=ポール・サルトル(⬆上写真左)が書いた実存主義小説「嘔吐」。マロニエの木の根など様々な事物の〈存在〉を意識した途端に起こる「吐き気」に悩まされる主人公に「人間はどう生きるべきなのか」を考えさせる物語だ。その物…
「点と線」「砂の器」などで知られる戦後を代表するベストセラー作家の松本清張(⬆上写真右)が、同時代を生き破天荒な作家人生を送った作家「三島由紀夫」⬆上写真左)について、1976年の文学雑誌の対談で語った話が痛烈だ。「三島由紀夫ですが、彼は学生時…
プロ野球 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20)⬆がプロ野球28年ぶりの完全試合を達成した。さらに、64年ぶりにプロ野球記録を更新する13者連続奪三振の新記録も樹立し、1試合19奪三振のプロ野球タイ記録をもマークした。完全試合達成は巨人・…
戦後日本を代表する女流画家三岸節子⬆は、日本画壇で功成り名を遂げた60代の老境にさしかかっていた1968年(63歳)、突然「日本への訣別」を宣言し、フランスへと移住した。以来20年あまり、病のため84歳で無念の帰国をするまで、滅多に訪れる人もないフラン…
松尾芭蕉の「奥の細道」の冒頭で「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」と言う有名な一節が出てくる。我々が教科書や俳句の解説本などで教えられたのは、唐代の詩人李白の詩「春夜宴桃李園序」から引用した一節というものだった。しかし、こ…
50年前の1972年4月16日、日本人初のノーベル賞作家となった川端康成が、神奈川県逗子市のマンションで72歳の高齢でガス自殺した。遺書はなく、死ぬ4年前には作家として頂点を極めた感のあるノーベル文学賞を受賞していながらの突然の自殺、その理由はいまも…
日本ボクシング史上最大のビッグマッチWBA&IBF世界ミドル級王座統一戦。WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35歳)と、IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39歳)による試合が4月9日(土)に行われる⬆。「ほぼ勝ち目がない」という村田にとっては厳…
「♬桜吹雪のサライの空は、哀しいほど 青く澄んで 胸が震えた〜」。満開の桜が終わり、桜吹雪が舞う季節。一斉に散るサクラの花の風情に感動するのは日本人に「滅びの美学」があるからだとされる。花びらがいっせいに散って風に舞う「桜吹雪」や、お濠や池の…
パイレーツでメジャー3年目を迎える筒香嘉智内野手(30)が、好調だ。出場したオープン戦全試合で4番に座り、ここまで12打数8安打、打率3割8分1厘、1本塁打、3打点と強烈なインパクトを残している。筒香は、なぜ覚醒したのか?スポーツ紙の単独…
兵庫・尼崎市立高で昨年、いじめを受けて不登校になった2年の男子生徒が、「学校が動いてくれない」とYouTuberの石田さんに相談、高校の不誠実な対応をYouTuberの石田さんが公開した。この動画は430万回超再生され、これを知った尼崎市教育委員会は「重大事…
古くからのコトワザに「天に唾して己が面に掛かる」 というものがある。「天に向かって唾を吐けば、その唾は自分の顔に落ちてくることから、 他人を害しようとすると、かえって自身に災いが及ぶ」という意味だ。このコトワザにあるように、他人の悪口を言う…
アカデミー賞授賞式で、女優で妻のジェイダ・ピンケット・スミスの外見について、プレゼンターのクリス・ロックがジョークを飛ばしたことに怒った主演男優賞受賞のウィル・スミスがステージ上でロックを平手打ちした事件は全米で大きな話題となった。この事…
米大リーグ機構(MLB)と選手会は3月31日、今季のルール変更を発表、「大谷ルール」の採用が正式に決まった⬆。DH(指名打者)は、先発投手として降板した場合でも、打席に立ち続けることができるようになり、また、指名打者として交代した場合でも、投手とし…