ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

投手大谷、バットを折りヘルメットを飛ばす「空振り三振」ショー。

大谷翔平が、アストロズ戦に「1番・投手」で先発出場。6回1安打無失点、自己最多タイとなる12奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。この日の大谷の投球は、全81球のうち、スライダーが35球(43%)、アストロズ打線はこのスライダーに翻弄され続け大谷が奪った12三振の内、何と11三振は空振りによるものだった。1回裏、大谷のスライダーを空振り三振したブラットリーは、空振りした悔しさからバットを地面に叩きつけ折れた破片が飛び散った。さらに3回裏、スライダーに空振り三振したグッドラムは空振りの勢い余って被っていたヘルメットが飛んでしまった。大谷に完ペキに抑え込まれたアストロズのベイカー監督は大谷について「彼は素晴らしい投球をした。スライダーが凄い仕事をしたね。彼が速球とスライダー、スプリットを持っているのは知っているけどね。彼はスライダーをマスターしている。みんな彼のスライダーの本当の威力に気づいていない。何人の打者がスライダーを振らされたことか」と嘆いた。たしかに、この日の大谷は、5回までにアストロズ打者全員から1度は三振を奪っている。MLB公式サイトは「1974年以降、5回までパーフェクトで10奪三振以上を記録したのは、ショウヘイ・オオタニ(18年4月8日・22年4月20日の2回)、ノーラン・ライアン(77年6月8日)と、大投手ライアンと大谷しか成し遂げていない成績であると伝えた。