ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

パイレーツ筒香嘉智、まっすぐ打席に立ったら猛打爆発。

f:id:gunjix:20220405111323j:plain

パイレーツでメジャー3年目を迎える筒香嘉智内野手(30)が、好調だ。出場したオープン戦全試合で4番に座り、ここまで12打数8安打、打率3割8分1厘、1本塁打、3打点と強烈なインパクトを残している。筒香は、なぜ覚醒したのか?スポーツ紙の単独インタビューでその理由について筒香本人が、こんな風に語っている。今回のキャンプでオープンスタンス(投手に斜めに構える)をスクエア(投手に平行に構える)に変えた理由を尋ねられた筒香、「ああやって僕は〝真っすぐ〟打ちたかった。それがなかなかできなかった感覚で、今年はちょっとその真っすぐの感覚が出来てきた。体の中心の真っすぐであったり、見え方の真っすぐ、横、縦の真っすぐを感じたい。立った状態でも重心の位置も感じやすいからです」「投手と打者との空間で何か変わるものがある。そこに間(ま)を感じて、ボールを捉えることができるのが日本人の強み。そういうのをできるだけ感じて勝負をしていきたいです」 。現代舞踊の創始者マーサ・グレアムは、踊りの真髄を極めるには「体の中心を感じ取ること」という名言を残した。筒香も、投手に対して平行に構えることで、自分の体の中心を感じ取ろうとしている。さらには、投手と打者との間(ま)を感じ取ろうとしている。彼の打撃が好調なのは、バッティング技術よりもメンタルの面での意識の変化が大きく作用していると思われる。今シーズン、サムライ筒香のバッティングに注目だ。