ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

バック・トゥ・ザ・フューチャー1955年の日本は、2020年の中国?

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1985年制作の米国映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で1955年にタイムスリップしたシーン、ドク(⬆上写真左)が、壊れたデロリアンの部品を見て「ああ、これは壊れるはずだ。こいつはメイド・イン・ジャパンだ」。これを聞いたマーティ(⬆上写真右)はこう言い返す。「何言ってんのドク? いいものはみんな日本製だよ」。1955年頃の日本製品の米国での評価はドクが言った「すぐに壊れる」製品が多かった。それからわずか30年足らずでマーティが言う「良いものはみんな日本製」に進化したのだ。映画の中でマーティが装着しているカシオの電卓機能を備えたデジタル式時計。映画が制作された1985年当時、多機能かつ高耐久、しかも安価で、アメリカの若者達がこぞって愛用していたスマートウオッチだ。それでふと思ったのは、現在「安かろう悪かろう」の代名詞となっている中国製品が30年後の2050年にはどう進化してるかだ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は直訳すれば「未来へ戻れ」だが、映画タイトルではタイムスリップ先の1955年から見た「未来=the future」は、映画が完成した1985年を指している。さて、30年後の2050年、アメリカ人達が日本製ではなく「 いいものはみんな中国製だよ」と言う時代になっているのだろうか(笑)