ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

メジャーリーグが考えた「客寄せパンダ」作戦「大谷ルール」。

f:id:gunjix:20220401130442j:plain

米大リーグ機構(MLB)と選手会は3月31日、今季のルール変更を発表、「大谷ルール」の採用が正式に決まった⬆。DH(指名打者)は、先発投手として降板した場合でも、打席に立ち続けることができるようになり、また、指名打者として交代した場合でも、投手として続投できるようになるという投・打2刀流の大谷にとっては、願ったり叶ったりのルール改正だ。昨年のMLBオールスター戦でも投打の両方で選出された大谷選手。野球規則では投手と指名打者(DH)の兼務は認められていないのに、特別ルールの採用でオールスターに先発登板した大谷は降板後もDHで試合に残り、2打席に立った。さらに、DH制が無かったナ・リーグでの試合が、今シーズンからDH制の採用で、大谷が打席に立てるようになるため60打席増えて、本塁打が確実に増えることが予想されている。また、右方向への打球が大谷シフトを敷かれ安打を阻まれるケースが多い大谷だが、来シーズンからルール改正で大谷への守備シフトが禁止される予定だ。大谷にとって至れり尽くせりの MLBの「大谷ルール」採用。その理由は、アメリカンフットボールNFLやバスケットボールNBAの人気に比べ人気の低い野球MLBにとって、投打2刀流の大谷翔平の活躍が、恰好な「客寄せパンダ」になるからだ。