ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

TV番組「はじめてのおつかい」、アメリカでは犯罪になる。

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4月から動画配信サイトNetflxで全世界に配信が開始された小さな子供が1人で買い物に行くというドキュメンタリーTV番組「はじめてのおつかい」。英語 タイトル名は「Old Enough!」(1人で出来るもん!)⬆。海外の視聴者からは「史上最高のショーだ!」などと反響が続出。英国ではリメイク版の製作が決まったと報じられた。この人気ぶりを受け、米国のオンラインマガジンSlate誌は、子供たちが安全に暮らせる日本社会に迫った記事を配信「はじめてのおつかい」について「番組を通して別世界を垣間見る事が出来る」という表現で、いかに日本の社会が安全で素晴らしいものであるかを伝えている。この記事の中で日本人が注目すべきなのは次のような記述だ。「もしこの番組の舞台がアメリカなら、両親は児童相談所によって調査を受け、子供たちは里親に引き取られる事になるだろう」。つまり、アメリカでは小さい子を1人でお使いに出す親は、犯罪者と見做されるというのだ。モントリオール理工科大学のウェイグッド教授は、「育児環境か、それとも文化の違いなのか考えた」と語り、「日本の両親は、子供が自分で移動出来るようになるべきと考える。そして社会もそれを可能にする政策を構築している。つまり、子供たちが歩いて行ける場所が用意されているのだ」とコメントしている。小さな子供のお使いをめぐって洋の東西で、これほど考え方に違いがあることは、実に驚きだった。