ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

米国人にとっては謎、クリスマスチキン日本KFCの売上60億円。

2017年のクリスマス期間12/23~25日のたった3日間で日本KFCがフライドチキンを60億円売り上げたと言うニュースにアメリカ人が驚いたそうだ。なぜなら、KFCの本社のあるアメリカではクリスマス時期のケンタッキーのお店はむしろ閑散としている時期だからなの…

国は見て見ぬフリ。「自動ブレーキ」は衝突を防げないこと。

クルマメーカー各社はテレビのコマーシャルで盛んに自動ブレーキの安全性をPRしている。ところが冬のシーズンに向けてJAF(日本自動車連盟)が圧雪道と氷結道でクルマの自動ブレーキの実験を行った結果をご存じだろうか。時速10㎞走行と時速30㎞走行でテスト…

コオロギが歌った「星に願いを」。大ヒットさせた声優のワザ。

ディズニーアニメ映画を代表する作品「ピノキオ」と言えばすぐに思い出されるアカデミー主題歌賞をとった名曲「星に願いを」。この曲は劇中でピノキオを作ったゼベット爺さんが「木の人形ピノキオが人間になれますように」と星に願いを掛けてそのまま眠って…

グッドバイのグッドはゴッド(神様)の事って知ってましたか?

2017年もあと少しでグッドバイ。ところで、このグッドバイのグッドは神様(ゴッド)を指した言葉だと言うのをご存知でしたか。16世紀頃には、さよならをGod be with ye(you)=神が汝と共にありますように、と言っていたのが17世紀以降はグッドモーニングやグ…

キスしてうつる虫歯や歯周病。うつった場合のベストな対処法。

お母さんが赤ちゃんにやたらにキスをすると虫歯菌が赤ちゃんに移ってしまうというのは歯科医によれば本当の話のようだ。赤ちゃんの口の中が菌にたいする抵抗力が無いからだ。生れてから3歳まではその危険性が高くそれを過ぎれば大人と同じように虫歯菌が口…

ガンコな貴乃花親方が「確信犯」の正しい意味を教えてくれた。

横綱日馬富士による暴行事件で、被害者である貴ノ岩の相撲協会の事情聴取を親方として一貫して拒み続けてきた貴乃花理事。再三の協会側からの要請を無視し続けるその態度は、暴行事件を通り越して貴乃花理事VS日本相撲協会という協会内の対立構図を世間に知…

ゴッホのあこがれは浮世絵では無く日本の「透明な空気」だった。

上野の美術館で開催中の「ゴッホ展」を見てきた。展示内容の大半がゴッホと浮世絵の相関性を示すものでゴッホの絵のヨコにわざわざその絵を描く元になったとされる浮世絵を並べて展示すると言う力の入れようにある意味滑稽さを覚えた。日本の多くの美術専門…

赤ちゃんとママは1歳違い。奇跡のバック・トゥ・ザ・フューチャー。

アメリカのテネシー州で25年前に凍結保存された受精卵を移植された女性が無事に女の子を出産したというニュースがあった。母親になったティナ・ギブソンさんは26歳、25年前にすでにこの世に存在していた受精卵とはわずか1歳の年の差という事になる。この受…

95歳で最終小説を書いた寂聴さん。彼女を貫く罪の意識。

先日、95歳にして書き上げた長編小説「いのち」が発刊された寂聴さんのインタビューがマスコミの話題になった。この小説のテーマは、同じ時代を生きた女流作家である河野多恵子・大庭みな子女史達との交流の中で寂聴さんが見てきた彼女たちの作家としての「…

ロッドスチュワートの「セイリング」実は荒海を恐れる歌だった。

ロッドスチュワートがハスキーな声で朗々と歌いあげる名曲「セイリング」。海の男のロマンを感じさせる勇壮なこの歌は日本でも大ヒットしロッドスチュワートと言えば真っ先にこの「セイリング」が浮かんでくる。彼のライブでこの歌が始まると観客席がまるで…

イスラム国は「ヒーロー物語」で世界中の若者達を惹きつけた。

3年前、イスラム教の過激派組織がイラクとシリアの国境地帯に「イスラム国」の樹立を宣言して始まった「イスラム国騒動」。日本人2人も殺害の犠牲になったその残忍な手口で世界中を震撼させたが、彼らが首都に定めたラッカが2か月前シリア軍によって奪還…

マラソン界の「ラストサムライ」川内優輝がまた優勝をさらった。

先日行われた読売マラソンで市民ランナー川内優輝選手が実業団の選手を尻目に優勝した。その2週間前に行われた福岡国際マラソンでは粘りに粘って9位の成績だった。わずか2週間のインターバルで優勝すると言うそのタフネスぶりには驚かされるが「レースが…

21でメジャー16勝、22でサイヤング賞、大谷翔平17歳の落書き。

いよいよメジャー入りが確定した大谷翔平。その大谷が高校2年生17歳の時に記した「人生目標プラン」がさっそくアメリカのSNSで話題になっている。この大谷の「人生目標プラン」は今年2月に日本のテレビ番組で紹介されたものだが10カ月遅れでいま入団騒ぎで…

アメリカの流行語大賞は「フェミニズム」。日本と違うお国ぶり。

アメリカのオンライン英語辞典「メリアム・ウェブスター」が日本で言う今年の流行語大賞にあたる今年のコトバに「フェムニズム」を選んだというニュースがあった。日本では「フェミニズム」と言えば「声高に女性の権利を主張する人物」あるいは「女性に甘い…

クイズ「有給休暇」を罪深いと思うサラリーマン、日本は世界何位?

旅行サイトエクスペディアが世界30カ国のサラリーマン・OL15,000人を対象に行った「有給休暇」の国際比較が興味深い。アベノミクスが掲げる「働き方改革」とは裏腹に、今年も有給休暇の消化率が日本のサラリーマンは50%と30カ国中最下位という結果だった。…

Facebook創業者・孫正義の弟、金持ちが移住するシンガポール。

つい最近、フェイスブック創業者の一人であるエドヴァルド・サベリン氏がシンガポールに移住して僅か5年でシンガポールでトップの富豪になったというニュースがあった。いま世界中の国々のお金持ちがシンガポールへ移住するケースが増えている。アメリカか…

JAL超音速機でサンフランシスコまで6時間、オリンピックの3年後。

約半世紀前の1968年にJALが就航を予定していた超音速旅客機コンコルド。フランスとイギリスとが共同開発したこの超音速機は、その音速を超えるスピードによって引き起こされるソニックブーム(衝撃波)が問題になり当時のJALでの採用は見送られた経緯がある…

ノーベル文学賞カズオ・イシグロ氏はイシグロカズオでは無い。

今日はノーベル賞授賞式の日。今年は日本人の受賞者が1人も出なかったために、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏に日本のマスコミはスポットを当てて大騒ぎするだろう。しかしカズオ・イシグロ氏は日本人イシグロカズオでは決して無い。父親の仕…

「ベッドインは平和のコマーシャル」黙示録を演じたジョン・レノン。

いま渋谷のタワーレコードでジョン・レノンとオノ・ヨーコによる伝説のパフォーマンス「ベッドイン」の写真展が開催されている。1969年に結婚した2人がアムステルダムとモントリオールで2度行ったベッドイン。2人がただひたすらベッドに寝転び平和につい…

ドーピングし放題。リオもピョンチャンも出られない破廉恥ロシア。

国際オリンピック委員会が、リオオリンピックに引き続き2か月後に迫った韓国ピョンチャンで開催される冬季オリンピックへのロシアチームの出場禁止処分を決めた。IOCの規律委員会は「科学的な書類や証拠に加え複数の証言者も揃っている。ロシアは組織的に選…

金なんかめ当てじゃない大谷翔平にヤンキースはNOTANI!

メジャー入りを希望する大谷翔平選手が、一番可能性が高いだろうとウワサされていたニューヨークヤンキース入りを選択肢から外したというニュースが入ってきた。ニュヨーク・ポスト紙はotaniの頭にNを加えてNotaniとヤンキースを蹴った大谷選手について伝え…

レディ・ガガも付けたハッシュタグ#Me tooはどこまで拡散するか?

つい2ヶ月前の10月初旬に、ハリウッドの大物プロデューサーが自分の権威を利用したセクハラ行為を大物女優たちに行っていたとニューヨークタイムズがすっぱ抜き大騒ぎになった。しかし、このスキャンダルをきっかけにセクハラ被害を受けた女性たちがMe too…

コケおどし、金正恩の「張りぼてミサイル」は大気圏で燃え尽きた。

大気圏(高度80㎞~120㎞)よりはるか上の高度4500㎞にまで達したという北朝鮮のICBM大陸間弾道ミサイル。「これで米国全域が攻撃可能となった」と北朝鮮が大喜びしたミサイル火星15号の発射実験はどうやら7月に打ち上げた火星14号と同じく大気圏再突入の衝…

「貴乃花親方はお行儀が悪い」という和田アキ子の意見はもっともだ。

横綱日馬富士による貴ノ岩への殴打事件。加害者の日馬富士の引退で幕が下りかけているが、被害者である貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の不可解な行動が事件の幕引きを何故か遅らせてしまっている。相撲協会の理事であり巡業部長という職に有りながら、弟子で…

雪男イエテイは幻だった。DNAがヒグマと同じだなんて。

今から66年前、イギリスの登山家エリック・シプトンがヒマラヤの氷河で長さ30㎝以上ある巨大な足跡を発見し写真撮影したことから始まった雪男イエテイ伝説。全身が毛むくじゃらで直立歩行し、2m以上ある身長でヤク(野牛)を襲いウサギを捕食する怪獣とし…

野放しのままでイイのか。手術で30人殺した群大病院のヤブ医者。

昨日のニュースで、3年前の2014年に発覚した群馬大学付属病院での内視鏡を使った腹腔鏡(ふくくうきょう)手術で患者18人が手術後に次々に死亡した事件で、遺族会の人たちが、執刀した須納瀬(すのせ)豊医師に面談したところ「反省が見られない」と判断し…