ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

黒人サムライ「YASUKE」、ヒーローにした信長の眼力。

アクションゲーム『アサシン クリード』シリーズの最新作に登場する黒人サムライYASUKEが、史実で「侍であったかどうか」といった点を巡ってユーザーが疑義を呈したことでSNS上で批判の声が渦巻き、国内X(旧ツィツター)上では「弥助問題」といったワードがトレンド入りした。しかし、黒人サムライYASUKEがゲームに登場するのは今回で5作品目だ。さらにアニメや時代劇ドラマなどひんぱんに登場する黒人サムライ「彌助」はすでにポピュラー過ぎるヒーローだ。史実に基づくと、黒人侍「彌助」は、戦国時代に織田信長に宣教師の従者として謁見した際に、信長に気に入られ宣教師から信長に進呈されたアフリカ・モザンビーク出身の黒人奴隷だ。そして信長に家臣として召し抱えられ本能寺で信長が自刃するまでの15か月間、信長に仕えた侍の身分を初めて持った黒人だった。信長の自害後、息子のの織田信忠と共に明智軍と最後まで戦った末に投降して捕縛された。(1611年信長公記より)。奴隷の身分だった黒人がいきなり侍に出世したドラマチックさを現代人はヒーロー視しているが、それを実現したのは信長の慧眼があったからだ。皮膚が黒いことで差別するのではなく、自分の戦闘員として召し抱えた信長の「人種平等」という見識、黒人侍「彌助」の存在そのものを世間はヒーロー視しているが、433年前に黒人に侍の位を与えた織田信長の「人種平等主義」という「眼力」にこそ目を向けるべきだろう。

 

佐賀県分の日本人が消滅、大阪の人口より多い外国人が住む国。

総務省が発表した人口動態調査によると、2024年1月1日時点で日本人の人口は1億2156万1801人で、前年から86万1237人減少し、1968年の調査開始以来最大の減少幅となった。その一方で、外国人の人口は11%増えて過去最多の332万3374人となり、初めて300万人を超えた。と数字で言われてもピンとこないが、わかりやすく例えると、佐賀県の人口811,442人より多い86万人の日本人が、たった1年間でこの地球上から消えてしまい、日本に住む外国人の総数は、日本第2の大都市大阪市の人口2,752,412人をはるかに上回っている計算だ。この世から日本人の数がどんどん消滅してゆくのは平成21年の1億2707万人をピークに15年連続の減少だ。つまり、15年間で551万人もの日本人が消滅してしまった。世界一の大富豪イーロン・マスクが「日本人はやがて地球上から消滅する」と予言した通りに、我が国は確実に消滅への道を歩んでいるように思われる。そして、あちこちから聞こえてくる人手不足の声、外国人労働者の日本移住がさらに加速してゆくことは自明の理だろう。生粋の日本人がどんどん消滅し、外国人が日本の国土を占拠する。発表された人口統計を見ると、我が国を「君が世は、千代に八千代に苔のむすまで」なんて、呑気に歌ってる場合では無くなっている。

 

オオタニのHR「ミドル」と「チョップダウン」と同僚が証言。

4年連続MLBで30本以上のホームランを放ったドジャースの大谷翔平選手⬆。大谷選手と同僚のマックス・マンシー内野手(33)が、オオタニがHRを量産できる打撃のコツについて、ポッドキャスト(ネットTV)「ファウルテリトリー」に出演して語っている。先ず、大谷選手の英語力について、マンシー選手は「彼が完ぺきな英語を話すというのは大げさだよ、彼は有能で努力家ですごく英語を頑張っているけど、たまに何のこと? とポカンとこっちを見ていることがあるよ」と語り、さらに「打者ミーティングで打撃コーチは、いつも僕ら1人ひとりにその日の相手投手に対しての打撃の考え方を聞いてくる。ショウヘイはいつも『ミドル、ミドル(真ん中)』と『チョップダウン(叩きつける)』と言うだけ、と大谷選手はバッティングに対する姿勢を簡単な短い英語で表現してると語った。大谷選手が言うミドル(真ん中)とは、どんな球種のボールても体の軸位置を調整して、その軸に対して直角にスイングするとミドル(ど真ん中)の球をスイングするのと同じようにバットに当てられるという意味だ。そして、チョップダウン(叩きつける)の意味は、ミドル(ど真ん中)で捉えたボールを強く叩きつけることでホームランに出来る、という意味だ。「ミドル」と「チョップダウン」で、さらなるHR量産を大谷選手に期待したい。

 

 

文豪・芥川龍之介の自殺の引き金は、人妻・秀しげ子との不倫。

大正時代の文豪・芥川龍之介(⬆左)。「ぼんやりとした不安」を理由に自殺したというのが定説だが、その不安の要因には、人妻との「不倫」があった。社会派推理作家として知られた文豪松本清張が、「芥川龍之介の死」と題した文章の中で、さまざまな資料を元に自殺の原因を分析している。芥川が自殺した際に残した「遺書」の中に「僕は過去の生活の総決算の為に自殺するのである。しかしその中でも大事件だったのは二十九歳の時に秀夫人と罪を犯したことである」という一文を松本清張は発見する。清張は、この秀夫人=秀しげ子(⬆右)について、「あまり上品でない媚態を示し、舌たるい抑揚で、有名小説家に誘いをかける、つまらない人妻だった」と記している。しげ子は、「電気技師」の妻だったが、芥川と関係を持つと、自分の子の父親が本当は芥川だと主張、芥川に認知を迫った。芥川がしげ子との肉体関係を断った後も、執拗につきまとい、芥川が妻の文や子供たちと暮らす自宅にまで、子連れで何度も押しかけたという。 芥川が自殺した後、芥川の次男が小学校にあがると、しげ子もわが子を同じ学校に入学させ、芥川の未亡人の文に近づき、「(芥川)先生の遺稿を拝見いたしましたが、私があんなに先生を苦しめていたとは知りませんでした」と、平然と語ったという。文學界の鬼才・芥川龍之介が自殺した理由は、「ぼんやりした不安」ではなく、「不倫」が原因だったとは、実にカッコ悪い話だと思いませんか。

小泉八雲「耳なし芳一」は、妻セツのヘルン語から生まれた。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーンが1904年明治37年〉に発表した怪談「耳無芳一の話」は日本人なら誰でも知っている怪談話だ。アイルランド人のハーンは生涯を通じて日本語が上手く話せなかったが、日本の伝統的な怪談話「耳なし芳一」の物語をどうして書くことが出来たのか。物語の殆どは、妻であるセツ(節子)から口伝えで聞いたモノだった。明治維新後の島根・松江の没落士族の娘だったセツは、生活のため島根中学の英語教師だったハーンの邸宅に住み込み女中としてハーンの身の回りを世話していた。やがて二人は結婚⬆。セツは、子供の頃より見聞き読みした怪談などの昔話をよく覚えていて、それをハーンに聴かせた所、彼は、強く感銘し、以降セツに次々と「話し」をねだった。それも、ただ話を聴くのでは無くセツ自身の言葉として聴きたがった。賢い彼女は、そんな彼に少しでも応えようと日本語が話せないハーンにだけ通じる「ヘルン(ハーンの日本語読み)語」を使って日本の昔話を次々に聞かせた。セツが使ったヘルン語とは、例えば、シレーペー (sleepy 眠い)、ワールム (warm 温い)、コールド (cold 寒い)といった言葉だ。家が没落し学校に行けなかったセツが、「女学校でも出ていたらあなたのもっと役に立てたものを」と嘆くと、ハーンは、自分の著書が山積みされている書斎へ彼女を連れて行き「あなたのおかげでこんなに沢山の著書をものにすることが出来たのだ」と妻セツに向かって感謝の気持ちを伝えたという。

ポロシャツのエリを立てる人、73.4%の人がキモい。

ニュースサイトSirabeeが、サマーファッションの定番ポロシャツについて、全国の10〜60代の男女654名を対象として「ポロシャツの苦手な着こなし」に関するアンケート調査を実施した。アンケートでは「ボタンを全て開ける」と「襟を立てる」の2択について回答してもらったが、どちらも苦手の人を含めたパーセンテージを見ると、「ボタン全開け」の着こなしに対しては全体の42.5%、「襟立て」に対しては73.4%の人が拒否反応を示していることが明らかになった。男女比で見ると、「ボタン全開け」に拒否反応を示す男性は11.7%、女性は7.7%。「襟立て」に関しては男性42.4%、女性38.8%という結果だった。しかし、「どちらも苦手」と回答したのは男性28.7%、女性37.2%、つまり男性より女性の方が、ポロシャツの着こなしに厳しいことが改めて浮き彫りになった。襟とボタンの存在により、スマートさと清潔感を醸し出せるポロシャツ。たかがポロシャツの着こなし方だろうが、ボタンを全て開けたり、エリを立てたりすることで、好感度が「爆下がり」してしまうことを紳士諸君は知っておくべきだろう。

 

 

 

 

運動してもちっともヤセない、にはこんな理由があった。

「最近お腹まわりが気になるから運動した方がいいのかも」と考えたことがある人は多いはず。運動をすれば体重が落ちると思われがちだが、たくさん運動をしても体重を落とすのは難しいという「ワークアウト(運動)パラドックス(逆説)」⬆と言うワードをご存知だろうか。運動で消費するカロリーは、1時間歩くと260kcal、水泳だと430kcal、サイクリングだと600kcal、ランニングだと700kcal、しかし、体内の脂肪1kgを燃焼させるのに必要なカロリーは約7000kcal。つまり、ランニングを10時間して初めて、余分な脂肪1kgを減らすことができる計算だ。また、定期的に運動をする人の1日当たりの消費カロリーは、運動をしてない人よりも多くなるのは事実だが、その差はわずか100~200kcalにしか過ぎないことがわかってきた、さらに、普段運動していない人が突然運動を始めると、脂肪が急に燃焼されるため一時的に体重は減少するが、運動を続けるうちに運動をする生活に体が順応してゆき脂肪の燃焼バランスが調整され、余分に消費されるカロリーが減っていくため、体重が次第に減らなくなることもわかっている。「運動すればヤセる」というこれまで「真理」とされていた事がパラドックス「逆説」だったことが、これでご理解いただけただろうか。要するに、お腹周りが気になりだしたら、運動するより食べるカロリー(量)を減らすのが、イチバン手っ取り早い方法なのだ。