ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ホームレスが消えた日本は再び「経済大国」へ、と外国人記者。

厚生労働省が、今年1月時点の全国のホームレスの人数が前年比8.0%減の2820人だったと発表、2003年の調査開始以降で最低人数となった。これを受けて、アメリカの経済・金融の大手通信社Bloombergが、日本が再び「経済大国」になる予兆が始まったと記事にした。記事によれば、2000年初めから20年間でホームレスの数が90%も減少した現在の日本では、 2月22日、日経平均株価が3万9098円68銭で取引を終えバブル時代の1980年代末に樹立した高値記録を超えた。さらに、半導体で世界のトップシェアを持つ台湾のTSMCの九州・熊本での工場稼働を誘致したり、世界最先端の2nm世代の半導体を量産するとして発足したラピダスへの政府による5900億円の投資、POP産業では世界中で人気の韓国のK-POP産業の 世界的な価値は約50億ドルなのに対して、日本アニメの世界市場は約300億ドルを超えており、今後10年間でさらに2倍以上になる事が予想されている。ソフトパワー産業分野でもストリーミング(ネット配信)のおかげで、日本のニッチなコンテンツが世界中の家庭で見られられるようになり、米国マイクロソフト社はコンピュータゲーム産業をソニーと任天堂に譲ったに等しい状況にある。また、観光では今年は約3,300万人の来日外国人が見込まれており、これは20年前の7倍となる数字だ。日本は、西洋人にとって実に不可解な国だが、つねに進化し、変化し、日本人自身が意識していない忍耐力やパワーを発揮し続けている。「失われた 30 年」は計り知れない時間だが、これほど長く厳しい時間が永遠に続くわけはない、と日本が再び「経済大国」に返り咲く、と予言している。

 

マルコムXは、奴隷の名を捨てマルコムXになった。

1960年代、アメリカで非暴力で黒人差別撤廃を目指し公民権運動を主導したマーティン・ルーサー・キング牧師とは一線を画し、白人に対する敵意をむき出しにして、暴力も肯定し黒人差別と戦ったマルコムX。その個性的なネーミングはどのようにして生まれたのか。無知だった未成年時代、ニューヨークハーレムで、賭博や窃盗などの違法行為に手を染めていた彼は、20歳の時に逮捕され懲役8〜10年の刑で収監されると刑務所内の図書室の厖大な図書を読んで知識を深め白人による黒人奴隷貿易、黒人奴隷制度というアメリカの黒歴史を知ったことで白人憎悪の心情が形成され、自己と黒人を解放する理念を「ネイション・オブ・イスラム」=白人社会への同化を拒否し、黒人の民族的優越を説く宗教運動の中に見出していった。そんな中で自分のマルコム・リトルというアメリカ黒人の「姓」が本来の自分の姓ではなく、白人の奴隷所有者が勝手につけたものにすぎないと気付き、マルコムは1950年12月25歳の時にリトルという名を捨て初めてマルコムXと名乗ったのだ。そして1960年代、マルコムXはイスラムの聖地メッカ巡礼によって「ネイション・オブ・イスラム」の思想の偏狭さに気づき 「パン・アフリカ主義」(アフリカ大陸の住民と全世界に散らばったアフリカ系住民の解放及び連帯を訴える思想)へと大きく舵を切ったことで所属していた「ネイション・オブ・イスラム」の恨みを買い、組織の刺客によって39歳で暗殺された。知識を積み重ねることで自分を絶えず進化させ続けたマルコムX、道半ばにして暗殺された無念の生涯だった。

 

「認知症」は目から始まる、イギリスの大学の研究チーム。

イギリス・ラフバラー大学のアフメット・ベグデ教授らの研究チームが、今年2月に視覚の「感度測定」により認知症を予測できるという論文を発表した。この研究では、イギリス東部の都市・ノリッジ周辺に住む老人を25年以上にわたって追跡し、参加者8623人に対し、視覚感受性テストを実施した。テストは、ドット(点)が移動する画面の中に三角形がでたらすぐにボタンを押すというもので、参加者8623人のうち537人が 、 この三角形をなかなか見つけられなかったっため、 詳しく診察した結果、認知症と診断されたという。ベグデ教授によると、アルツハイマー症の人の脳に見られる染みのような「アミロイド斑」は、まず視覚に関連する脳の領域に有害な影響を及ぼしている可能性があり、目の検査をすることで記憶力テストをするより先にアルツハイマー病の兆候を捉えることができるという。また、「人の顔を覚えられないという認知症の初期症状は、単純な記憶障害というより顔に対する「眼球運動」の問題という側面の方が強い可能性がある」とベグデ教授は指摘する。教授によれば「眼球運動によって認知能力を改善する事が出来るので、日頃からテレビを見たり本を読んだりしてる人は、そうでない人に比べて記憶力が高く認知症リスクも低くなる」という。ところで、あなたは毎日、新聞を読んだり読書したり「眼球運動」してますか?

「日本のTVドラマはナゼつまらないのか」海外からの声

「なぜ日本のドラマは海外輸出が成功しないのか」と日本情報発信サイ「nippon.com」が特集した。これに対して、日本のドラマが海外で成功しない理由について、外国人から「つまらないから」という意見が寄せられている。「テレビをつけて日本のドラマを観ると気づくんだ。「高校生の日常」「サラリーマン」「病院」この3つのテーマだけで回してないかって」「2007年から日本のドラマを観てるけど、ひどいドラマもたくさん観てきた。でも「最愛」みたいな名作ドラマもあるし、ドラマの質自体は良くないんだけど、エンタメとして楽しめるものもある。あと、ほとんどのドラマのキャスティングは、アイドルありきなのも悪習だと思う」「単純に面白くないからかな……。そして過剰な演技とあり得ないプロット(ストウリー)」「それ、主にマンガが原作のドラマね。マンガのコマをコピペしただけだから、かなりマンガっぽくなっちゃうの」「最近は「顔芸」ばかりだね。「半沢直樹」は面白かったけど、その影響で過剰な演技ばかりになって、どのキャラも真面目に見れなくなった」「日本のテレビ局が制作するドラマは、一般的に質が高くないものが多いね。まずテレビ局が主導権を握るのをやめるべき。海外の人気ドラマを研究する事なく、自分たちのやり方に固執してる」「日本には素晴らしいアニメ監督は沢山いるが、優れた映画監督はいない状態だ。だから良い撮影方法を学ぶ事が出来ないんだ」「日本語を勉強し始めた頃、日本のドラマが大好きだった私としては、最近の日本ドラマにはもう耐えられない。どれも予測可能なプロットでさ。主演も演技ができる女優さんじゃなくてただのモデルさん」。手厳しい意見が多いが、それだけ海外の人達にとって日本ドラマへの関心が高い証拠だろう。かつて世界で反響を呼んだ「おしん」のようなドラマは現れて来ないのだろうか。

MLBで3勝、山本由伸1勝よりボール回転数が200回多い今永昇太。

今シーズン、契約金463億円でドジャースに入団した山本由伸投手(⬆左)、一方で契約金たった1億4500万円でカブスに入団した今永昇太投手(⬆右)。フタを開けてみれば、4月22日時点で、山本投手は1勝1敗防御率4.50、今永投手は3勝0敗防御率0.84と2人の成績に大きな開きが生まれている。その最大の原因が、2人の投げる4シーム(直球)の回転数にある。山本投手の4シームの平均球速は95.0マイル(152.9キロ)MLB投手554人中182位に相当する速さだが、4シームの平均回転数は2180で407位と少ない。一方の今永投手の4シームの平均球速は92.5マイルでMLB投手554名中417位相当で遅い方だが、4シームの平均回転数は2386でMLB投手554人中112位に相当する回転数の多さだ。回転数の多い4シームは、打者からは「伸びのあるボール」に見えるため、空振りしたりフライアウトになりやすい。今永投手が山本投手より球速では劣っていても回転数の多さによって高い防御率を保っていることが良く分かる。さらに、2人とも4シームを軸にしたピッチングが特長だが、今永投手の4シームは打者のインハイへの投球が多いのに対して山本投手は外角低めへの投球が多い。今永投手のインハイへのボールは打者が急速が遅くても速いと感じ伸び上がってくる錯覚を感じるが、山本投手の外角低めのボールはリーチの長いMLB選手にとっては簡単に打ちやすい。山本由伸投手が契約金にふさわしい活躍をするためには、今永投手のようなボール回転数のアップとインハイへの投球を身につけるべきだろう。

 

大谷翔平ハワイに25億円の別荘「ウマい話にはウラがあった」。

ドジャースの大谷翔平 選手が、ハワイに25億円の別荘を突然購入したというニュース。   SNSでは 「ハワイに別荘作る大谷翔平がイメージと違って、ショックだな」「なんかイメージ的にそんな買い物するより野球だけに集中して欲しいね」 などの声が挙がり、ハワイのリゾート会社の「広告塔」となっていることについても 「なんだか大谷翔平がどんどん良くない方に向かってる気がするんだけど、あのハワイの広告塔はどうもなあ…」「大谷らしくないような。色々な人が寄ってくるのでしょうけれど…」などハワイでの別荘購入が、オオタニらしくないという声があふれた。確かに、この土地についてのCMで「僕は、このマウナケアリゾートのアプナ・エステートでパラダイスを見つけました。僕はこの土地を選びました。そして、ここにウィンターホームを建築中です」という大谷選手の空々しいナレーションは何ともウサん臭い。当初から大谷選手が自分の意志でハワイに別荘を買おうとしていたわけでは無いだろう。ハワイのリゾート開発会社が、日本のセレブ層に「大谷選手と同じ土地に住めますよ」というセールス文句を使うために、大谷選手に「広告塔になってくれればこの別荘をタダであげる」というウマイ話を持ちかけて、大谷選手が思わずそれに飛び付いてしまったと思われる。しかし、2年前2022年大谷選手が広告塔になった暗号資産会社が破綻し、投資家から集団提訴されたという過去がある。SNS上では 「過去の暗号資産、今回の不動産投資、広告塔になるには危うい案件だなあ。大谷選手本当に大丈夫か?」という心配の声があがっているのを、セレブの大谷選手はわかっているのだろうか。

上野アメ横、夫婦焼死体事件、中国人同士の犯罪とSNS情報。

栃木県那須町の山林で、焼け焦げた2人の遺体が見つかった事件。焼死体で見つかったうち、ひとりは東京・上野アメ横周辺で複数の飲食店を経営する宝島龍太郎さん⬆、もうひとりは宝島さんの妻と見られている。最近の日本では珍しい残酷過ぎる手口による殺人事件だが、テレビ報道だけ見ていると、殺された宝島さん夫妻や殺人実行犯がどんな人物なのか一向に見えてこない。こういう時に頼りになるのがSNSの情報だ。SNS上の情報を総合すると、殺された宝島龍太郎夫妻は中国人であり、宝島さんは、コロナ禍で倒産したアメ横の空き店舗で焼肉店や居酒屋を次々開店し繁盛していたが、近隣の同じ中国人経営の競合店と次々とトラブルを起こし、中国語で怒鳴り合っていたという。つまり、中国人同士のトラブルがこの事件の発端と見られている。また、犯行の手口の特長が、中国系の犯罪集団が良くやる結束バンドやテープを利用し灯油で遺体を焼くという残忍な犯行のため、犯人は中国系の半グレグループによるものだと伝えられている。テレビニュースでは犯人について慎重な捜査を続けているという報道ばかりだが、実行犯が中国系半グレグループによるものだとしたら、日本の警察の捜査を尻目にすでに国外へ逃亡してしまっているかも知れない。日本の警察は、こうしたSNS情報については、まったく当てにならない情報としてスルーしてしまっているのだろうか。