ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

夕食の時間が遅い人は「太る」、メカニズムが判明。

夕食を取る時間が遅いと太る、という話はよく耳にするが、遅い時間の夕食が人間の肥満メカニズムにどのように影響しているのかを医学的に検証した研究結果が発表された⬆。米国ボストンにあるブリガム病院のフランク・シェアー医師のチームが、遅い時間の食事が肥満リスクを高める原因を解明するため、被験者に時間をずらして食事をしてもらう実験を行った。実験に参加したのは、BMI値(肥満度)が体重過多もしくは肥満と判定された被験者16人で、そのうち5人は女性だった。実験は2回に分けて行われ、1回目は食事を通常のタイミング、つまり「朝食を8時、昼食を12時、夕食を17時半」のスケジュールで7日間摂取。そして、数週間後に行った2回目の実験では、同じ食事を約4時間後ろにずらしたタイミング、つまり「朝食が12時、昼食を17時半、夕食を21時半」というスケジュールで7日間食べてもらった。実験の結果、遅い時間に夕食を摂った人は満腹感のサインになるレプチンというホルモンの濃度が24時間にわたって低下してしまうことや、被験者らが実際に感じる空腹感が強いことが判明した。さらに、遅い時間に食事をすると体温が低下し、カロリーの燃焼速度が遅くなり、脂肪組織の増加や脂肪分解の減少に関連する遺伝子が発現し、その結果、脂肪の蓄積が促進されることがわかったという。で、あなたの夕食は何時頃ですか?