ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

人前で足を組む、性格も悪いが、健康にも悪いと判明。

男女を問わず、人前で堂々と足を組んで話す人は、自己アピールが強い性格だと言われ、あまり良い印象を与えないが、性格だけでなくその人の健康にも悪い影響を及ぼしていると、解剖学を専門とするランカスター大学のアダム・テイラー教授が指摘している。テイラー教授によると、「足を組んで座ると外腹斜筋内腹斜筋の活動が減少するため、筋肉疲労が軽減されることが分かっていますが、その一方で骨盤が傾くことで骨や筋肉に負荷がかかり、姿勢が悪くなったり、体の痛みにつながったりする危険がある。また、足を組むことで下肢の血管が圧迫され、血栓のリスクが高まったり、血圧が上昇したりすることもある」と体への悪影響を指摘する。さらに「足を組んで座る時間が長く、回数が多いほど、骨盤の筋肉の長さや骨の配置に長期的な変化が生じやすくなり、骨格がずれることで、背骨や肩、頭の位置がずれてしまったり、片方のお尻の筋肉が長時間伸びることで、筋力が低下する恐れもある」と注意を呼びかけている。教授は対策としては「できるだけ長時間に渡って足は組まないほうがいいでしょう。足を組むことに関連する危険因子の多くは、座りっぱなしのライフスタイルや肥満など、他の基礎的な問題によって悪化する可能性もあります。これを念頭に置いて、同じ姿勢で長時間足を組みっ放しにしたり座り続けないこと、そして定期的に体を動かすことが大切です」とアドバイスしている。