ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヒロシマを予測できたらE=mc2の公式は没にした、アインシュタイン。

「E=mc²」は,アインシュタインが「特殊相対性理論」から導き出した世界で一番有名な公式だ⬆️。この式は,「ほんのわずかな物質にも膨大なエネルギーが秘められている」ことを意味し、 E=mc²によれば、物質からエネルギーを引きだす例として、原子核が分裂する「核分裂」や原子核どうしが融合する「核融合」が可能であることを示し、広島・長崎に投下された原爆は、この公式「E=mc²」を現実化したものであった。アインシュタインは、アメリカののマンハッタン計画(広島・長崎への原爆投下)にはまったくノータッチであり、原爆が完成した時にも、彼は日本に投下することに反対した。アインシュタインは、広島・長崎の惨事に直接の責任はないが、彼はこのニュースを痛恨の想いで聞いたとされ、 広島に原爆が投下されたニュースを聞いた途端、アインシュタインはドイツ語で"Oh, weh!"(ああ、なんたることだ!)という悲痛な叫びをあげたきり、沈黙したという。そして、「もし私がヒロシマとナガサキへの原爆投下を予見することができたら、1905年に発見した公式「E=mc²」を破棄していただろう」と語ったという。平和主義者の科学者アインシュタインが発見した公式「E=mc²」、これを基に発明された原爆の広島・長崎への投下、現実とは皮肉なものである。