ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

25年も観察、睡眠時間6時間未満の人が認知症になりやすい。

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イギリス人約8000人を25年間にわたって追跡調査した新たな研究によって、中年期の睡眠時間が1日6時間を切っている人は、認知症のリスクが高いことが明らかになったという。これまで睡眠時間と認知症リスクの関係についての研究の多くは追跡期間が10年未満のものばかり。しかし、認知症は20年以上にわたる生活習慣の影響を受けて発症することが多いと考えられ、睡眠と認知症の関連性を正確に調べるには、可能な限り長期的な追跡調査を行う必要があった。フランス・パリ大学で老化や神経変性疾患について研究しているSeverine Sabia氏らの研究チームは、1985年から25年間に渡ってイギリス人7959人を対象に睡眠と認知症の関連について追跡調査を行い、その結果を分析した。分析の結果、50歳と60歳の時点で睡眠時間が6時間より少ない人は、睡眠時間が7時間の人に比べて認知症のリスクが高いことが分かった。研究チームは、発表した論文の中で「これらの発見は、中年期における睡眠時間の短さが、遅発性認知症のリスク増加と関連していることを示唆している」と結論づけている。この発表を受けて、アメリカのニュースメディア・CNNは「アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の人は、しばしば不眠症に悩まされている」と指摘し、認知症と睡眠時間とに深い相関関係があることを示唆している。あなたの毎日の平均睡眠時間は6時間以上ありますか(笑)