ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

断れないワイロどうする?橋下徹弁護士がアドバイス。

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AbemaTV『NewsBAR橋下』で、弁護士の橋下氏が関西電力の幹部らが、高浜原発の地元の元助役・森山栄治氏から3億2000万円相当の金品を受け取っていた問題を厳しく批判した。橋下氏は「関西電力は(元助役の)森山さんに怒られるから預かったお金を返せなかった、と言っているが、顧問弁護士に相談して、法務局に供託すればいい。役所にも、組織で預かっておいて、後で返しましょうという仕組みがある。それをやらなかったのが問題だ」と指摘した。確かに「怒られるから返せなかった」という言い訳は不自然であり、関西電力には顧問弁護士が付いているのにワイロを法務局にナゼ供託しなかったのか大きな疑問が残って当然だろう。さらに、橋下氏は「原発の立地・再稼働には地元の同意が必要だと言われているが、法律上はそのような根拠はない。それでも事実上、役所などから同意を取れと求められるから不透明な形になってしまうし、“言うことを聞かなかったら同意しないぞ“ということも言えてしまう。これが(ワイロという)闇を生んでいると思う」と橋本氏は指摘した。やはり法律に精通した橋下氏ならではの指摘だとは思うが、公共性の高い関西電力の幹部が揃いも揃って法律に不案内だったために起きた今回のワイロ事件、第三者委員会は、関電幹部のこうした法律の無知さ加減が事件を引き起こした原因だ、と橋下氏のように指摘できるだろうか。