

WBCの準々決勝で、「侍ジャパン」がベネズエラ代表に5-8で敗北、前回大会に続く世界制覇は果たせなかった。1次ラウンド4戦全勝で臨んだ準々決勝の舞台での絶対王者「侍ジャパン」のあっけない負けっぷりに日本中に衝撃が広まった。敗因については様々な意見があるが、試合中継を見ていて敗北が予想できた2つの呆れ返るシーンがあった。1つ目は、1次ラウンド3試合で9打数3安打2本塁打5打点と大活躍した3番鈴木誠也選手が、初回2死一塁の場面で、突然二盗を試み、頭から滑り込んで右膝を痛めて負傷交代となった場面、一度はセーフ判定だったがリプレー検証で判定が覆り鈴木選手はアウトになった(⬆️左)。この場面で主軸打者の鈴木選手は、なぜ盗塁を試み負傷交代になったのか、結果としてまったく意味のない積極プレイだったと言えるだろう。さらに、2点を追う7回、大谷翔平選手が2球目を空振りした直後に打撃妨害を主張しチャレンジを要求(⬆️右)、しかし映像では接触の有無を断定できなかったため打撃妨害は認められず、カウント0―2から再開、最後は外角低めのツーシームに手が出ず、大谷選手は見逃し三振に倒れた。逆転され2点を追いかける大事な場面で大谷選手はなぜ打撃妨害で塁に出ようとしたのか、その「消極性」が運命の分かれ道だったように思われた。侍ジャパンの主軸打者2人、鈴木誠也は意味のない「積極性」で早々と初回で負傷交代し、大谷翔平は「打撃妨害」を訴える「消極性」で三振した。侍ジャパンは、負けるべくして負けたのだ。