ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

池江選手への失言、桜田大臣・安藤優子アナの「人格」のレベル。

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五輪担当の桜田大臣が「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」と白血病を自ら公表した池江璃花子選手に対して発言したのも束の間、テレビのワイドショーの司会者安藤優子キャスターが池江選手に対して「可愛らしさとすべて持ってると思ったんですけど、神様がちょっと試練を与えたのかなと思います」と発言し大きな批判を呼んでいる。この2人の発言にはそれぞれの「人格」のレベルの低さが見て取れる。「人格」とは広辞苑で引いてみると「人格とは道徳的行為の主体としての個人。自律的意思を有し、自己決定的であるところの個人」となっているがこれでは何のことかさっぱりわからない。わかりやすく例えるなら、突然降ってきた雨にびしょ濡れになって震えている子犬を見たときの「反応」でその人物の「人格」は読み取れる。常識的には「可哀想だ、抱きかかえてあげたい」というのが「人格」のある人間の反応だろう。これを桜田大臣なら「雨の中で震えている子犬なんてガッカリだ」と思い、安藤アナは「神様が子犬に試練を与えている」と感じるというわけだ。「人格」は遺伝ではなくその人間が体験したり経験したことによって形成されるものだと言われる。残念ながら桜田大臣も安藤アナもこれまでの人生で常識的な「人格」を身につける体験や経験がまったく無かったためそのレベルは人間のランクで言えば「極めて下品」という事になるのだろうか。