東京オリンピックの競泳女子の金メダル候補である池江璃花子選手が自身のツィツターで「白血病」と診断された事を告白したニュースに多くの人たちが大きな衝撃を受けた。あと1年後に迫った東京オリンピックはどうなるのか?「白血病」からの生還は可能なのか?などテレビや新聞では様々な憶測が乱れ飛んでいる有り様だ。彼女自身ツィツターの中で「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と綴っているように、これからどうなるのかは五里霧中の段階と言っていいだろう。しかし、彼女は「しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」ともツィートしている。確かに昔と違って「白血病」が死に至る病から生存率の高い病気に変化しているのは事実で、昨年11月にプロサッカーJ2アルビレックス新潟の早川史哉選手(24)が約2年ぶりに復帰した話は記憶に新しい。同じ白血病を発症しながら復帰した俳優の渡辺謙さんも自身のツィツターで「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。なぜ今自分が、と絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とツィートした。今ではしっかり治療すれば白血病も完治する時代、まだ18歳の彼女が先ずは治療に専念し、次のオリンピックに出場できることを心から祈りたい。