ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

イチローがTwitterしない理由、ダルビッシュは耳が痛いはず。

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これまで、スポーツ選手の「言葉」を伝えるのは新聞、テレビ、雑誌などのメディアに限られていたが、スポーツ選手の発言がそのまま正確に伝わらない場合もあり、現在は自分のTwitterやYouTubeのアカウントを開設して、思いを直接ファンに伝える選手が多くなってきている。メジャーリーガーのダルビッシュ投手はその典型で、アメリカ在住のご意見番といっていいほどにTwitterを使った発言を続けている。最近では複数女性との不倫で干されてしまったお笑い芸人渡部建の騒動にまで言及。ネット上では「やっぱり食いついた」「ヒマだなぁ」「アメリカのことを話せばいいのに」とあきれ声が充満する始末。このダルビッシュとは対象的に、世界の野球界のレジェンドであるイチロー氏は、なぜかTwitterを使っていない。その理由について、オンラインメディアのHuffPost(ハフポスト)のインタビューでイチロー氏はこう語っている。「結果がすべて、と言われる勝負の世界では、自身のことを伝えるときに、(Twitterなどで)自ら発信するとなかなか伝わらないという側面がある。聞かれてもいないことを自分から発信すると、瞬間的には伝わるかもしれないけど、心にまで響かない。興味深い点ですが、これが第三者をはさんで伝わると、まったく違うんです」「『イチローは今、何を思っているんだろう』と考えてもらう状態を作りたい。そのとき抱いている感情をその都度表現してしまうと、受け取る側の興味が、薄くなっていってしまう。ある程度、見る側に委ねる。そして答えは後に明かす。その距離感を保ちながら、ずっとやってきました」。イチロー氏らしいTwitterを使って発言しない最もな理由だろう。メジャー殿堂入り確実なイチロー氏のこの発言にダルビッシュ投手は、さぞかし耳が痛いに違いない(笑)