ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷打撃スランプ、「彼だって人間なんだ」ムーキー・ベッツ。

 

ドジャースの大谷翔平選手、直近3試合で12打数1安打、5三振と苦戦しており、今季出場したここまで23試合の打撃成績は、打率.261、6本塁打、8打点、OPS.847とスーパースターらしからぬ平凡な数字の打者になってしまっている。地元紙『Los Angeles Times』の記事によると、報道陣の取材に応じたドジャースの2番打者ムーキー・ベッツ選手は、「彼だって人間なんだ、私たちが皆、彼の完璧な状態に慣れてしまっているだけだと思う」とコメントした。大谷のすぐ後ろを打っているベッツ選手は、これまでチーム内で大活躍してきた背番号17に厚い信頼を置いており、「彼なら明日にだって本塁打を4発放つかもしれない」と言及。「彼も一時的に調子を崩してしまう人間の一人だが、私たちは皆、その反対側を見てきた」と続け、野球ファンの感覚を麻痺させる大谷の凄さをあらためて強調したという。ホームラン王と打点王に輝き、打率でも2位とあと少しで三冠王という数字を残した昨年の打撃成績を見ても、8月に打率235という打撃不振に陥った時期もあった。ベッツ選手が言うように、大谷選手の完璧な状態を見慣れてしまっているマスメディアが、大谷選手の一時のスランプを過剰に騒ぎ過ぎているように思われる。