ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

フランス・パリの暮らし、60㎡以上ならリッチなんだとか。

フランスは世界で最も多くの観光客が集まる国であり、料理や史跡、風景など数多くの魅力があることから、フランス人はさぞかし「リッチな生活」を送っているのだろうと思いがちだが、フランスで裕福に暮らすとは実際にはどういうことなのか、富裕層と見なされるには一体どのくらいの収入が必要なのだろうか? フランス社会における不平等問題を研究する「不平等観測所」は、フランスで裕福であることの意味について定期的に調査し報告している。それによると、月収が国民平均の2倍あればリッチと見なされ、その額は3880ユーロ(約62万300円)と算出された。フランスでは、フルタイムで働く会社員の半数が、手取りで月2092ユーロ(約33万4300円)未満の収入しか得ていないため、月収約62万円はリッチ層と見なされるのだ。さらに、フランスで収入以外でリッチの目安とされるのが居住面積の広さだという。フランスでは、居住面積が、60㎡以上あればリッチな生活環境だと見なされるという。我が国約63万人のビジネスパーソン(会社員、サラリーマン)の平均年収データを調査した「dodaサービス」の調査では、2023年でサラリーマンの平均年収は414万円(月額34.5万円)とフランス人の平均年収を上回り、さらに国土交通省の調査によれば、2023年度の分譲マンションの平均床面積は、フランスでリッチな生活環境の目安とされる60㎡を超える69.22㎡だ。それでもあなたは、パリの暮らしに憧れますか(笑)