ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「日本の分譲住宅はイギリスより広い」英国人が驚く。

海外掲示板redditに日本在住のイギリス人からこんな投稿があった。「ウェブサイトで日本の「郊外住宅」物件を探していたら、ほとんどの住宅が 90 ~ 110 平方メートルで、価格が約 20 万ドル(約2900万円)であることに気づきました。イギリス人の私から見ると日本の分譲住宅は英国の住宅よりもはるかに大きく、手頃な価格であり、品質も優れています。日本の家は狭くて高価である、という考えはどこから来たのでしょうか?」。今から44年前1979年のEC(欧州共同体)の報告書に「日本人はウサギ小屋に住んでいる」つまり驚くほど狭い家に住んでいる、と記述されたことによって「欧米より狭い家」は、長い間日本人のトラウマになってきた。そんな中「日本の住宅はイギリスの住宅より広い」というこの英国人の投稿に驚いた。実際はどうなのか、1998年の国土交通省の「住宅・土地統計調査」の1戸当たりの平均住宅床面積の国別比較の数字を見てみよう。それによると、日本の住宅(持ち家)の平均床面積は125㎡、英国の平均87㎡よりはるかに広いのだ。日本の住宅を「うさぎ小屋」と揶揄したEUの他の国々はどうなのか、フランスは平均で99㎡ドイツは平均で95㎡といずれも日本の住まいの広さよりも狭いことがわかった。そういえば、我が家は東京・浅草のビルの谷間の土地面積100㎡の狭い1戸建て、土地柄、親しくなったスペイン・ドイツ・スイスからの観光客が度々我が家を訪れて、「思っていたより広い家ですね」と口々に言ってくれたのは決してお世辞では無かったようだ(笑)