ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「純金茶碗」犯人、スピード逮捕できたのはICカードの記憶。

東京・日本橋高島屋で販売価格約1千万円の純金製の茶碗が盗まれた事件。事件は4月11日午前11時40分ごろに発生、犯人の男は13日午後2時半ごろに都内で警視庁の警察官が発見して逮捕、事件発生からまる2日でのスピード逮捕だった。警視庁は 盗難現場の防犯カメラ映像から容疑者の外見を特定し、移動する方向にある防犯カメラの画像を次々とたどっていく「リレー方式」で犯人の足取りを追い、地下鉄を使って逃走したことを突き止めた。ここで、犯人の男は現金で地下鉄のチケットを買うことをせずにICカードで改札を通るという逃走犯としては実に重大なミスを犯したためにスピード逮捕に繋がった。ICカード乗車券には、すべてにID番号が割り振られており、改札を通過した時間がわかれば、降車駅も特定できる。容疑者の男は犯行後、日本橋駅から地下鉄東西線に乗って逃走し、3つ目の木場駅で降りたことがICカード履歴からわかった。そして事件から2日後、捜査員が木場駅に張り込みを続けて、逃走した犯人と同じ服装のよく似た堀江容疑者⬆を見つけ、持っていたICカードを調べたところ、犯行当日の犯人の逃走経路と同じ使用履歴が出てきたことから逮捕に至ったという。今回のスピード逮捕は、ICカードを使って犯人が逃走してくれたお陰だったと言えるだろう。