ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

アメリカ人とうとう怒りだした、チャンスで打てない大谷翔平に。

今シーズンからドジャースに新加入した大谷翔平選手、開幕から19試合を終えた時点で、打率.338、4本塁打、10打点、OPS(出塁率と長打率を足した数値)は1.033をマークするほど、誰が見てもチームの主軸打者としての十分な役割を果たしている。ところが、米スポーツ専門放送局『ESPN』のブレイク・ハリス記者が「「今シーズン、打率.338にもかかわらず、ショウヘイ・オオタニは得点圏に走者を置くと、16打数1安打にガクンと下がる」とチャンスに弱い大谷翔平にクレームを付けた。さらに、MLB公式サイト『MLB.com』のホアン・トリビオ記者も、「オオタニの活躍は素晴らしいが、今季はここまでRISP(得点圏)で16打数1安打にとどまっている」と大谷のチャンスでの致命的な”貧打”を嘆いた。「チャンスで打てない大谷翔平」で思い出されるのは、2009年ワールドシリーズで13打数8安打3本塁打8打点打率.615と打ちまくり見事MVPに輝いたNYヤンキースの松井秀喜選手が、ここぞというチャンスで打つ打撃法だ。松井選手は、チャンスの場面は投手にとってはピンチの場面、投球モーションが早くなる、これに対応するため体の「軸」を中心に置くのではなくやや左に置いて構えるという。こうすることで、「ボールを普通より長く見られるし、投球の変化に対応できて打てる確率が高くなる」と言うのだ。大谷選手よ、メジャーホームラン数で松井秀喜を超えるのも良いが「チャンスに強い打法」を松井秀喜氏がしたように、もう少し工夫してみたらどうなんだ。