ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

重症者ベッド8割ガラ空き、なぜ緊急事態?杉村太蔵の正論。

f:id:gunjix:20210711155945j:plain

元衆院議員でタレントの杉村太蔵氏が、TBS「サンデージャポン」に生出演。12日から東京都で発令される4度目の緊急事態宣言について「まったく理解できない」と発言。これまで3度発令された緊急事態宣言を受け入れてきたのは、新型コロナウイルス感染症による「医療崩壊を起こさないため」が理由だった。しかし、10日時点の東京都の医療提供体制は「今、重症者の方は63名です。対して重症病床数を確保しているのは392床あるんです。今、重症者病床使用率は16%。80%以上の余力がある」とボードを使って示した上で「なぜ今この緊急事態宣言なのか、さっぱり分からない」と首を傾げた。さらに続けて「明らかに、飲食業、旅行業界、主に50代以下の若い世代に負担をかけすぎている。シルバー民主主義のなれの果てだなと思う」と批判、 緊急事態宣言を発表した菅義偉首相の会見についても「説明が全くない。ワクチンの効果が出ている。この状態で緊急事態宣言出すって憲法違反だと思いますよ」と指摘したのだ。杉村氏の意見は誰が見ても正論だろう。しかし、番組出演のタレントたちは彼の発言に注目はしたが司会者の「爆笑問題」の2人を含めて同調するものはいなかった。出演者たちは杉村氏の指摘には納得できても、マスコミが報道してない「重症者ベッド8割がガラ空き」という事実を感覚的に受け入れられなかった様子なのだ。マスコミは「重症者ベッドがガラ空き」の現状を、もっと国民に広く知らしめるべきだろう。