ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

数の暴力、リークした人物、「森失言」にデーブスペクターが正論。

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東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視発言で引責辞任したことについて、テレビプロデューサーデーブ・スペクター   氏が、「最近こういうことが起きていて、芸能人も辞めるまで、やっつけるとか。(マスコミは)数の暴力でやっている」と指摘した。また、森会長の発言は会合内であったことだとし「もともとリーク情報で、肉声、音声情報がどこにも出ていない」「本来ならば、全部(発言を)聞いたニュアンスが、女性を軽蔑しているのではなくて、女性の話が中身があるから長い、とかいろいろな取り方ができる」と話した。確かに、JOC評議員会の内部での発言なのに、なぜ公になったのか、「JOC理事の中に森会長をターゲットにする人物がいる」のは周知の事実、2019年6月、JOCは、理事会の「非公開化」を决めた。理事会の場では報道陣用の席が設けられ傍聴が許されていたが「記者がいると言いたいことが言えない」などという理由だった。この決定に異を唱えたのが 一人の女性理事だった。そしてこの女性理事に賛同して反対した人が4人いたが、全員が女性だったという。組織内での男女理事の温度差、それが発端となって起きた今回の森失言のリーク事件、デープ・スペクター氏が言うように、マスコミは数の暴力を振るうだけでなく、今回の失言が誰によってリークされたかの真相を究明し、東京五輪組織委員会内部の女性差別解消に貢献すべきだった、と思われる。