ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ナイキ日本人に「人種差別」の踏み絵、あなたは踏みますか?

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ナイキのCM「動かしつづける。自分を。未来を」 The Future Isn’t Waiting. | Nikeをめぐって、ネット上で激しい論争が起きている。日本で育ちながら国籍が異なる3人のサッカー少女がスポーツを通じて学校や社会でのいじめ(差別)、自分のアイデンティティについての悩みから解放される様子を2分間の動画で表現したナイキのCM。このCMに対して「いいCMだった」と評価する声が挙がる一方で、「不愉快」、「日本人の多くが差別をしてるかのような印象操作」と批判する声も挙がった。東大工学系研究科の鳥海准教授が、このCMへのリツイート数上位500ツイートについて,ユーザの類似性に基づくクラスタリング分析を行っている。一番大きかったクラスターがこのCMへの「批判」で80894回リツイートされていた.、二番目に大きかったクラスターが「称賛」のツイートで26743回リツイートされていた。三番目のクラスターは、このCMについてではなく,「NIKE社」を批判するツィートで18061回拡散されており、 CMへの批判と合わせると「称賛」ツィートの4倍近い「批判」ツィートになる。ナイキは2018年に、NFL(アメリカンフットボールリーグ)で人種差別への抗議のために国歌斉唱時の起立を拒否したコリン・キャパニック選手を広告「Dream Crazy」に起用すると、NIKEを支持するユーザーが次々と現れ、商品はオンラインで驚異的な売り上げを記録し、株価は反転上昇し、同社史上最高値の80・06ドルを更新した過去がある。今回の日本における差別をテーマにしたナイキCMがただの炎上で終わるのか、それとも成功した広告になるのか、ナイキが日本人に向けて仕組んだ「人種差別」の踏み絵、あなたは踏みますか?それとも踏みませんか?