ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

人生最後の食事、死刑囚はどんな一皿をリクエストしたか。

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イギリスの Telegraph紙が、アメリカの死刑囚が、死刑執行前の最後の食事には食べたいものを何でもリクエストできることになっている規則に注目し、「奇妙なリクエスト」の実例を紹介している。85歳の女性を殺害した罪で1995年に死刑執行されたThomas J Grassoの最期のリクエストはミートボール入り「SpaghettiOs(スパゲッティオーズ)、トマトソース味の輪型パスタの缶詰」⬆だったが、出されたのは普通のスパゲッティだった。Grassoの最期の言葉は「わたしはスパゲッティオーズが欲しかったのに、出されたのはただのスパゲッティだった。この事実は報道されるべきだ」と不満を述べた。「缶詰スパゲッティよりちゃんとしたスパゲッティの方がおいしいじゃないか」と思うだろうが、子どものころよく食べていた懐かしい味こそがGrassoの望みだったと言うわけだ。11歳の少女の殺害で1982年に死刑となったRobert Buellの最期のリクエストは「種を抜いたブラックオリーブ1粒」だった。ネックレスを奪うために男性を殺害した罪で死刑となった Mitchellの最期のメニューは色んな味が入った色とりどりの「Jolly Rancher(アメリカでメジャーなフルーツ味のキャンディ)」1袋だった。強盗殺人の罪で1990年に死刑となったJames Smithは、最期の食事に「土」をリクエストした。これは、ブードゥー教の儀式を行うためだったが、土は刑務所の規則で認められた食品のリストに含まれず、このリクエストは却下、最終的にはSmithはヨーグルトで妥協したという。もし、あなただったら「最後の食事」は何をリクエストしますか(笑)