ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

年収40億円の大坂なおみに日本からやっかみバッシング。

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大坂なおみ選手が「なにか物言いたげな猿」の画像2つをTwitterに投稿した。その理由は、セルビアのプロテニスプレーヤー、ジョコビッチ選手が主催したテニスツアーで、ジョコビッチ選手自身が新型コロナウイルスに感染してしまったことを受けて、「なんてこと!」(右の猿)「もう少し様子を見よう」(左の猿)という彼女の現在の想いを、昔のNHKテレビの子供番組に登場してた猿の2つの表情を使って表現したのだという。しかし、猿の人形を使ったこの画像を見た日本人のあいだで、アジア系の人間を侮蔑するニュアンスで使われる「イエローモンキー」という言葉を連想させ「人種差別表現」だと大坂なおみ選手をバッシングする声が上がったのだ。この日本からの突然の炎上をうけて、大坂なおみ選手は「新型コロナウイルス関連でこの画像をツイートしたのに、日本のツイッターユーザーには、私が彼らをイエローモンキーと呼んでいると、とらえられました。こんなにも誤解されたことは人生で初めてです」とリツイート(⬆上の写真)。ハイチ系黒人の父と日本人の母を持つ大坂なおみ選手は、国籍は日本だが、テニスプレイヤーとしての活躍で有名になればなるほど、人種的な面でバッシングされる機会が増えているように思われる。今回のバッシングの原因は、大阪選手がツィートした写真に何のタイトルもない説明不足から生まれた誤解のようだが、今年5月、賞金やスポンサー収入を含む1年間の総収入が女子スポーツ史上最多の約40億2000万円で、米国のライバル、セレーナ・ウィリアムス選手の年収を上回り世界一となった大坂なおみ選手に対して、日本人からのヤッカミ半分のバッシングだったのかもしれない(笑)