ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「なぜ俺を使わない」欧州サッカー界に20歳のサムライ「菅原由勢」。

f:id:gunjix:20201104144135j:plain

先月、サッカー日本代表のオランダ遠征に臨んだ森保ジャパンのメンバーに初めて選出されたAZアルクマールのDF菅原由勢選手(20)⬆。オランダリーグで活躍中だが、今シーズンはここまで9試合でフル出場はわずか2試合、途中出場が3試合、4試合は出場機会が無かった。業を煮やした菅原選手は出場できなかった8試合目のあと、『なぜ俺を使わなかったのか、俺は理解できない』と監督やコーチと30分間、議論したという。「思っていることを全部、素直に監督やコーチに伝えることが出来ました。それは日本ではありえないこと。自分でもここまで言えるんだなと思いました。日本だと『何を生意気言ってるの』となりますが、海外だとそういうことにオープンで一人の人間の会話として受け入れてくれます。こうやって『自分は本気』というのを見せていかないと、『日本人は試合に使わなくても真面目に練習する』ってなめられると思うし、自分でも薄々それがあるなと感じてました。それでは状況はほとんど変わらないので、自分でアクションを起こす必要があると思って、向き合いに行くことを選択しました」。英語が流暢では無くても「自分の本気」を監督に直接アピールした20歳の菅原由勢選手、欧州サッカー界で輝けるサムライになって欲しいものだ。