ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マリナーズは、なぜ平野投手のコロナ感染を隠したのか。

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7月15日MLBマリナーズが、平野投手を「負傷者リスト」に入れたと発表した。負傷の理由についての説明がないまま、平野投手は3日から本拠地Tモバイルパークで始まった夏季キャンプに参加しておらず、その理由が不明のままで日本のマスコミ各社は色めき立った。球団の「平野投手の負傷者リスト入り」の発表から約4時間後に、共同通信社が平野投手への直接取材によって、ようやく平野投手の「コロナ感染」が判明したのだ。平野投手は6月25日に新型コロナの陽性が判明、一時は39度の高熱があったが回復し、7月6日の検査では陰性と診断された。大リーグでは2度の陰性後にチームに合流できる決まりがあり、現在はアリゾナ州の自宅で2度目の検査結果を待っている所だという。本人は、「僕が動くことで周りの人にうつす可能性を考えると何もできなかった」と話しているという。しかし、彼が今シーズンから所属しているマリナーズ球団は、20日も前に平野投手がコロナに感染していた事実をなぜ公表しなかったのだろうか。平野投手の感染がわかった6月25にマリナーズのディポトGMが、「少なくとも「1人以上」の選手が感染した」と明かしていたが、それが平野投手だったというわけだ。MLB機構と選手会は7月10日に、これまでに実施された新型コロナウイルスの検査結果を発表し、キャンプ開始前の検査で3748人中、計66人(選手58人、スタッフ8人)が陽性と診断されたと明らかにしている。コロナに感染した選手58名のなかに日本人選手の平野投手が含まれていたのは実に不運だった。マリナーズのサービス監督は「彼の豊富な経験はチームにとって貴重。試合終盤に必要な戦力なので、できるだけ早い段階で戦える状態に戻ってほしい」と語っている。平野投手が早期に回復して新天地マリナーズでのリリーフ投手としての活躍に期待したい