ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

外国人もビックリ「うるさい選挙カー」をやめさせる方法は?

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もうすぐ参院選、そこかしこをひんぱんに走り回り、候補者の名前を連呼し続ける「選挙カー」。選挙の風物詩だといわれるが、候補者が政策や理念をアピールするわけでもなく、投票用紙に「私の名前だけ書けばいいんだよ」と言わんばかりに候補者の名前だけを連呼する。聞かされるこちらは正直イライラ、投票する気も萎えてしまう煩わしさだ。しかし、この名前だけを連呼するのには実はワケがある。「公職選挙法」という法律で、「選挙カーで選挙運動をすることは禁止されているが『連呼行為』はこの限りではない」と謳っているからだ。(⬆上の図参照)つまり、停止した選挙カーの車上での演説と走行中の名前の連呼以外の選挙運動は出来ない、と何ともおかしな法律のせいで、我々は走行中の選挙カーから法律に従って、これでもかと候補者の名前を浴びせ続けられるというわけだ。こうした我が国の法律事情を知らない外国人はひたすら名前を連呼し続ける「選挙カー」に皆が軽蔑の表情だ。アメリカやイギリスやフランスなど先進国では「選挙カー」はまったく存在しない。「選挙カー」が走り回っている国はと言えば、お隣の韓国やフィリピン、タイなど後進国のみだ。日本は「選挙カー」がいまだに走り回っているのを見る限りでは、選挙における世界の「後進国」にランクされる。うるさい「選挙カー」を公職選挙法で禁止する方法?はないものか?インターネットでの選挙運動が解禁された今、時代遅れの「選挙カー」の廃止について、内閣府は真剣に取り組むべき時だろう。