MLB公式サイトが5月12日に発表したサイ・ヤング賞候補者の模擬投票の結果にMLBファンから疑問の声が上がった。模擬投票は37人の専門家によって行われ、今季これまでのピッチング成績と残りシーズンの活躍を想定して投票されたと言うのだが、このリストに、ここまで8試合に登板して4勝2敗、防御率1.22(リーグ2位)の成績を残しているメッツ千賀滉大投手の名前がなかったからだ。模擬投票の結果を見ると、ナ・リーグの1位はドジャースの山本由伸投手 2位は昨季新人王のポール・スキーンズ投手(パイレーツ)、3位はローガン・ウェブ投手(ジャイアンツ)、4位にハンター・グリーン投手(レッズ)とザック・ウィーラー投手(フィリーズ)がランクインした(⇧左)。ナ・リーグで15日現在でドジャースの山本投手を抜いて防御率TOPになった千賀滉大投手だが、このサイ・ヤング賞「模擬投票」の時点では、「規定投球回数」に達していなかった(現在は達している)こともあり、候補リストに名前が無かったとも考えられるが、MLBファンからは、「センガが冷遇された」「センガはウィーラーより上にランキングされるべき」「運転していて、センガの名前がリストにないのを見て道を外れそうになった」「センガがいないなんて」と不公平な千賀投手の扱いに、疑問の声が沸き起こった。