
世界の街中に、反政治的&反社会的テーマの「壁画」を数多く残してきた覆面アーティストBanksy。反骨精神に満ちたその作風は、世界中で絶大な人気を誇っているが、多くの壁画が、非合法で描かれたため本人はひたすら身分を隠し続けてきた。ところが、今年2026年3月にイギリスのメディア「ロイター通信」が、「バンクシーの正体はロビン・ガニンガム」であると報じた⬆️。ロイター通信は、2000年9月に広告看板に落書きしたとしてニューヨーク市警察に逮捕された際の捜査書類を入手したことで判明したとし、この中にはガニンガム氏が「私がバンクシーである」と手書きで署名した供述書も含まれているという。2026年現在バンクシー(ガニンガム氏)は50代であり、1973年6月生まれと報じている。さらにロイター通信は、ガニンガム氏は08年ごろ法的に改名したという元マネージャーの証言も記載。それによると、08年以降のガニンガム氏の消息はつかめておらず、現在の(法的な)氏名も分かっていないという。覆面アーティスト「バンクシー」の正体がバレた事で彼の作品の価値は、どう変わるのか?美術業界の意見では、「コレクターは、バンクシーの作品自体が好きだから手に入れたがっている。作者名を知らない人までバンクシーのデザインを気に入って買っているのだから、その人気が一気に衰えるとは思えない」と言う。結局はアート作品がすべて。バンクシーの歴史的価値は、私たちがどれだけ彼の芸術を愛するかによって決まる、という事のようだ。