ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「なぜ、選挙をするのか?」ドナルド・トランプのナゾかけ。

トランプ元大統領⬆が、先週末ペンシルバニア州で行われた集会で発言した内容について、ニューヨーク・タイムズは次のように報じている。「トランプ氏は、世論調査では私の支持率が「93パーセント」と示されていると述べたが、その数字が何を指すのかは不明だ。続いてトランプ氏は「では、なぜ我々は選挙をするのか?」とトランプ氏は聴衆に問いかけた」。この報道を引用して、ニュース 専門放送局MSNBC の政治評論家スティーブ・ベネン氏が、このトランプ氏の「問いかけ」の真意について解説している。「このホワイトハウス候補者は、自らが一時的なアメリカの「独裁政権」を樹立する可能性を提起し、4年前の選挙での敗北を受け入れることを拒否し、自身の野望の邪魔となる憲法の一部を「廃止する」ことについて語り、ライバルが自分に対抗して立候補することを「許可」すべきではないと主張してきた人物だ。こうした背景から、トランプ氏は、支持者に対しあたかもそれが正当な質問であるかのように「なぜ選挙をするのか」と尋ねた。しかし、それは正当な質問ではない。「私たち」が選挙を行うのは、それが米国における意思決定の方法だからである」。こうした真っ当な意見を聞くと、アメリカの「民主主義」はまだまだ健全なようだ。