ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

佐々木朗希のスプリットは、なぜ「ズルい」球なのか?

ドジャース佐々木朗希投手の「驚異の魔球」が全米を震撼させている。オープン戦デビューとなった4日のレッズ戦に続き今日のガーディアンズとのオープン戦に先発登板。4回を無失点に抑え、佐々木の武器となっているスプリットの切れ味が、MLBファンの間でさらなる議論を巻き起こしている⬆️。 投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のXで、佐々木の鋭い落差のスプリットを「ズルい球」だと表現、「事実上、打つことは不可能だ」と投稿した。MLB解説者のリック・マンデー氏は「ササキはスプリットを投げる時、指にかなり深く挟みますね。60~70年代のフォークを思わせ普通のスプリットより深く握っていますね。そして、普通のスプリットほど強くは投げない」と落差が大きい理由を解説。米メディア「BVMスポーツ」は、佐々木投手の〝怪奇フォーク〟と称されるスプリットを「前例のない低回転率と予測不可能な動きを特徴とする独自のスプリットが恐るべき有効性を発揮する。最近の試合で驚異の83・3%の空振り率を達成し、一貫して三振を奪っている。彼の投球はその型破りな軌道でスタットキャスト(投球追跡システム)が他の投球と区別するのに苦労している」と報じ、さらに、佐々木のピッチングを「ナックルボールの予測不可能性と一流の球速を融合させた野球界に革命的な投球だ。投手が打者と戦う方法を一変させる可能性を秘めている。東京でのカブスとの開幕戦でインパクトのあるデビュー戦を果たす準備ができている」と佐々木朗希は〝唯一無二〟の投手だと絶賛した。