ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ロシアの1500機を撃墜したウクライナのドローン攻撃砲がコレだ。

ウクライナ軍の発表によると2022年2月24日から2022年11月11日までの約8か月の間でロシア軍兵士の戦死者は79,4000人以上、破壊したドローンは1500機を超えたという。10月28日には累計で1400機だったので、その後の14日間で100機のドローンを破壊したことになる。撃墜したドローンの数が増えたのは、ロシアがイラン製軍事ドローンを多く使用して首都キーウだけでなくウクライナ全土へ攻撃をしかけたため、これを迎撃して破壊するドローンの数が多くなったからだ。ウクライナ軍はポーランド製の携帯型防空システム「Piorun」⬆やアメリカ製の「Dronebuster」や「Dronekiller」というドローン迎撃システムを使用してロシアのドローンを次々に撃墜している。戦局がウクライナ軍優勢に傾きつつある裏にはこうしたドローンの大量破壊が功を奏していると言える。ドローン迎撃システムは、電磁波による妨害で上空のドローンの機能を停止して地上に落下させてしまうため、攻撃や監視・偵察が行えなくなる。ウクライナ軍は、ドローン を撃墜するだけでなく戦車や大砲の多くも上空からドローンを使って爆弾を投下したり、ドローンごと突っ込んでいき破壊したりしている。また塹壕などに隠れているロシア兵にも小型のドローンで爆弾を投下してロシア兵を殺傷している。現代の戦争は、兵力ではなくドローンによる代理戦争が主力だ、ウクライナ軍のロシアドローン1500機撃墜は、素晴らしい戦果と言えるだろう。