ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

打ち上げ花火はもう勝てん、夜空にドローンライトショー。

今年の夏、山形県赤川花火大会の前にサプライズショーとして実施された「ポケモン GO」のスペシャルドローンショー。ピカチュウ、リザードン、ナッシー(アローラのすがた)など、人気のポケモンたちが、700機のドローンによってLEDライトの鮮やかな色彩で夜空に次々と表現された⬆。YouTubeでこの映像を見た海外の人々の反応。「個人的には花火よりこっちの方がいいと思う。子供や動物達を驚かせる爆音を響かせる事もなく、綺麗な光の演出を楽しめるわけだから」「これ最高。ロボット工学に興味がある娘が、あのドローンの制御やプログラミングに、どれだけの人数が必要だったのか知りたがってる」「これは進化した花火の姿なのかな」「他の人も言ってるけど、花火の未来かも。これなら大きな事故も起きにくいだろうし」「凄いなんて言葉じゃ足りない……。まるでポケモンの星座を見てるみたいだったよ。テクノロジーというものはこういうふうに、夢と驚きを与えてくれるものであるべきなんだ」。夜空のライトショーに使われるドローンは、1機280gと非常に軽く最大飛行距離は1.5km、最大飛行時間は約20分。ライトショー時は秒速最大3m、GPSモードでは秒速10mで飛行で自在に動き、風速8m程度まで耐えられるという。ライトショーに使うLEDライトは赤・青・緑・白の4色で、約40億色を表現できるという優れものだ。花火のような大きな爆発音がなく、火薬を使う危険性も無し、色彩も花火より鮮やかで表現もより多彩、費用も打ち上げ花火とほぼ変わらないドローンライトショー。江戸時代から続いてきた打ち上げ花火の時代がいよいよ終焉を迎えそうだ。