ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

北朝鮮もロシアも日本配備のイージス・アショアをナゼ怖がるのか。

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先日、日本政府がミサイル迎撃地上配備施設イージス・アショアの国内配備を発表した。すぐさまこれに反応したのが北朝鮮だった。「地域情勢を激化させる」と強硬に非難した。これに続いてロシアが「地域の戦略的安定を損なう」と北朝鮮と同様に日本政府をけん制したのだ。イージス・アショアはミサイル迎撃システムを積んだイージス艦の迎撃システムの施設をそっくり地上に移すもので形もイージス艦から船体部分を取り省いた形をしている。(上記写真参照)北朝鮮が発射するミサイルの速度はマッハ9.5程度なのに対してイージス・アショアはマッハ13~15というそれよりはるかに速い速度でミサイルを撃ち落すことができる高性能迎撃システムである。さらに韓国に配備された移動式の迎撃システムTHAADの射程距離200㎞よりはるかに高い射程距離2500㎞を誇る強力なミサイル迎撃システムなのだ。北朝鮮にしてもロシアにしても、一番に恐れているのはこの射程距離が2500㎞もあるという点だ。つまり、上空のミサイルを標的にするだけでなく標的を地上の目標に向けても発射できる性能がイージス・アショアにはあるため射程2500㎞といえば北朝鮮平壌やロシアの軍港ナホトカまでもを射程に収められてしまう点を恐れているのだ。自衛のために我が国が装備しようとしているイージス・アショアだが、北朝鮮やロシアからすれば日本が強力な攻撃力を備えることを一番に恐れている。となればミサイル攻撃の抑止効果も備えたこのイージス・アショアを我が国は1日でも早く装備に踏み切るべきでは無かろうか。