
2025年の世相を表す「今年の漢字」に「熊」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で12日、森清範貫主が揮毫(きごう)した⬆️。今年は、全国各地で「熊」の被害が相次ぎ、国民の関心と不安が集中したことなどを反映して「熊」の漢字が選ばれたようだ。全国的なクマの被害の増加は、木の実などの食料不足が引き起こしているわけではなく、クマの絶対数が増えているのが原因だという。秋田県は2023年度に2000頭以上を駆除したが、依然としてクマが多数出没するのは、山の中に個体が増え、あふれ出しているからだと言う。では、全国に生息するクマの数は一体どれぐらいなのか、実は正確な頭数はわかっていないというから驚きだ。全国各地域でクマの個体数推定が行われてきたが,適切な科学的手法を用いて推定が行われてきたとは言い難いのが実状だ。方法1️⃣住民やハンターに生息数に関するアンケート調査を実施し、個体数を推定する、方法2️⃣捕獲実績から全体の個体数を推定する。方法3️⃣捕獲個体の年齢構成や繁殖状況の分析、生け捕り調査などから、死亡率や繁殖率を推定する。方法4️⃣自動撮影カメラで撮影された個体から、生息数を推定する。方法5️⃣ワナを設置し、採取された体毛のDNA分析により個体識別を行い、生息数を推定する。以上のようなクマの生息頭数推定で、これからもクマの事故を防げるだろうか。