2010年に公開されたアロノフスキー監督による、米国のサイコスリラー映画「ブラック・スワン」。バレエ「白鳥の湖」の主演に抜擢され、白鳥オデットと黒鳥オディールという、対照的な2つの役柄を演じる事になったバレリーナが、重圧により徐々に精神が崩壊していく様を描いた作品。第83回アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされ、主人公のニナを演じた女優ナタリー・ポートマンは、アカデミー主演女優賞を受賞した。ところが、この映画は、今敏(こん・さとし)監督のアニメ映画「パーフェクトブルー」のパクリではないか⬆と海外ネット上で以前から指摘されていた問題作なのだ。「アロノフスキー監督はもともと、「パーフェクトブルー」のリメイク権を取得してるし、だからコピーしたシーンがあるのは問題ない」「「ブラック・スワン」の監督が「パーフェクトブルー」の権利を購入したのは使いたいシーンが沢山あったから、らしい」「日本人サトシ・コンは最も偉大な映画監督の1人だが、アニメーションの監督だから、彼の天才性をパクっても、アメリカではバレないはずだと踏んだんだろう」「ハリウッドをはじめとする欧米の映画界は、数十年にわたって日本のアニメからパクり過ぎだよ」「ハリウッドはいつもそう。そして事実を認めない。「スターウォーズ」だって黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」が元になってる事は有名だし」。日本アニメの「抜きん出たストウリー性」をそのままパクればアカデミー賞が取れる、そんな時代が来たのかもしれない(笑)