日本でも上映中のボクシング映画の名作「ロッキー」シリーズを受け継ぐボクシング映画「クリード」の第3作目となる「クリード過去の逆襲」⬆。米国では4007ヶ所の映画館で上映され、公開2週目にして興収1億ドル(約140億)を突破したのを始め、世界各国で大ヒットを記録している。そんな中、米ネットメディア「GameSpot」が動画で、クリードの迫力ある試合シーンの数々が日本アニメにあるシーンに酷似していると、該当するアニメ作品と比較する形で紹介している。この映画の監督・主演を務めたマイケル・B・ジョーダン氏は、「僕は8~9歳のころから日本のアニメが大好きでずっと見てきているファンなので、『NARUTO』に限らず、アニメの構図や概念、アイデアなどが自然と体のなかにしみついているんです。その意味で、この映画「クリード」のなかには、僕がアニメからインスピレーションを受けたものが随所に出ていると思います。例えば、主役のデイムと敵役アドニスの関係性が、ナルトとサスケの関係性にすごく似ていると言われてみると、まさにそうなのかも……と思いました。ただそれは意識していたのではなく、自然に出てきたものなんでしょうね」と語り、この映画は、日本のアニメ「はじめの一歩」「ドラゴンボール」「NARUTO」「メガロボックス」などのファイトシーンを見本にして制作したものだと語ったのだ。日本アニメの「創造力」を丸パクリしてハリウッド映画が作られる時代、本場ハリウッドの映画産業は衰退し始めたのだろうか。