ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

シンゾーのゴルフ友達トランプは「国葬」にやって来ない。

岸田首相は9月27日に実施予定の安倍元首相の国葬について、「安倍元首相が培った『外交的遺産』をしっかりと受け継ぎ、発展させるという意思を内外に示すとともに相手国からわが国に示された敬意にしっかり答えていきたい」とその意義について語った。しかし、参列予定の外国首脳は、米国のハリス副大統領、カナダ、インド、オーストラリア、シンガポールの首相、ベトナムの国家主席と、安倍元首相の「外交遺産」とはこんなものだったのかと思わせる淋し過ぎる顔ぶれだ。アメリカ外交を基軸としてきた安倍元首相はトランプ元大統領と個人的な関係があることを全面的にアピールし、お互いを「シンゾー&ドナルド」と呼び合うゴルフ友達だったはずなのに、アメリカのトランプ元大統領は「シンゾー」の国葬にやってこない。結局は、外交上のリップサービスのお付き合いだけであって、実際には、お互いの深い関係を作っていたわけではなかったという証しだろう。トランプ氏が大統領として訪日した際、安倍氏はゴルフをする前に「DONALD& SHINZO MAKE ALLIANCE EVEN GREATER」(ドナルドとシンゾーは同盟をより良くする)と金色の英文を刺繍をした白いゴルフキャップをトランプ氏に贈呈、お互いにサインを入れた⬆。その2人のサインの仕方に注目だ。トランプはツバの中央に大きくサインし、安倍氏のサインは右スミッコに小さく追いやられている。トランプの示した友情が、単なる見せかけに過ぎなかった明らかな証拠と言えるだろう。