ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平12勝「ジャッジは163キロを投げられるか?」

エンゼルスの大谷翔平投手が、地区首位を走るアストロズの強力打線と対峙し、初回に同点となる1失点を許したものの、その後の4イニング連続で無失点。3回にはメジャーキャリア自己最速となる101.4マイル(約163.1キロ)の4シームで、強打者タッカーを空振り三振に切って取るなど、相手の強力打線を文字通り力でねじ伏せた。 6回裏が始まる前に右手のマメが潰れ、無念の降板を余儀なくされたが、チームは6対1で快勝。大谷は自己最多の12勝目を挙げた⬆。55本塁打、打率.307、112打点で三冠王も視野に入れるヤンキースのジャッジ選手とのMVP争いが熾烈を極めるなかでの大谷の12勝目に、エンジェルスの専門サイト『Angels Win』は、「ほぼ間違いなくMVPはオオタニだ。もしも、ジャッジが101.4マイルを投げ、奪三振率でMLBトップを走り、OPS.900以上で、33本塁打を達成できるようになったら、我々に連絡をくれ」と綴った。ジャッジが本塁打でア・リーグ記録のロジャー・マリスの61本を超えればMVPはほぼ確実とされているが、彼のウィークポイントは大谷のように投・打2刀流ではない点だ。大谷がベーブ・ルースの2刀流での最多勝利数13勝を超える14勝(あと2勝)をあげ、本塁打でジャッジに次ぐ2位の40本(あと7本)を打てば、MVPは確実に大谷翔平に転がり込むだろう。