ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「大相撲トランプ杯授与」衆参同日選挙をにらむ安倍首相の子供ダマシ。

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安倍晋三首相が、自民党の役員会で、25~28日に国賓として来日するトランプ米大統領とともに大相撲夏場所の千秋楽(26日)を観戦し、トランプ氏が優勝力士に「米国大統領杯」を贈呈することを明らかにした。海外の首脳が優勝力士を直接表彰するのは異例の事であり、安倍首相とトランプ氏の土俵上での「そろい踏み」でNHKテレビの視聴率はハネ上がり国民の大きな注目を集めることはゼッタイ確実だ。7月の参議院選挙に合わせて衆議院を解散し、安倍首相が大勝利を目論んでいる「衆参同日選挙」について国民に同意を得ようと、日本の「国技」である大相撲の土俵にトランプ大統領を上げて、日米の蜜月ぶりを国民にアピールするという「子供ダマシ」戦法だ。またしても選挙での大敗が予想される野党は、こうした巧妙極まる安倍自民党の「子供ダマシ」戦法を指を加えてただ眺めていてはいけない。「自民党の失言議員」を糾弾するような「重箱の隅をつつく」ような批判の繰り返しをしているよりも、こうした大相撲を利用してのズル賢い安倍流PR戦略こそ糾弾すべきだろう。医療や介護サービスなどの社会保障に充てるために避けては通れない消費税10%への増税。それが繰り返し延期されれば国の社会保障制度が崩壊してしまう危険さえあるというのに、安倍首相は、自身の保身のために3度目の消費税の「増税先送り」を表明し「国民の信を問う」と解散に打って出ようとしているのだ。その「露払い」として大相撲とトランプ大統領を利用しての「子供ダマシ」戦略、あなたもコロッとダマされちゃいませんか?