ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナで品切れフィットネスゲーム、一人勝ち任天堂は許されるか?

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新型コロナウイルスの感染拡大で、不要不急の外出自粛要請が続く中、自宅で気軽にフィットネスができるNintendo Switch用ソフト『リングフィットアドベンチャー』の品切れ状態が欧・米・日・中を問わず世界各国で続いている。「リングフイット」は、敵を攻撃するのにプレイヤーがスクワットやヨガのポーズやジョギングをしたり腕を曲げたりしなければならない。かなりきつめのエクササイズをしながらのゲームで外出自粛の中で、多くの人気を集めたのだ。米国では2月に入ってからネットでもリアル店舗でも品切れが相次ぎ、今年の1月時点で新品が79.99ドルだったのが3月20日の調査時点で270ドルと3倍以上に価格が上昇している。そんな中、任天堂は、2020年3月期(19年4月~20年3月)連結業績予想を上方修正し、純利益が2100億円(前年比8.2%増)になる見通しだと発表。当初1800億円(同7.2%減)と減益予想だったのが、コロナウィルス騒動で販売が好調だったため、一転して増益を見込んでいるという。一方で、任天堂は生産の多くを中国企業に委託しており、同社は新型コロナウイルスがNintendo Switchの生産と出荷に影響を及ぼしていると、2月上旬に発表している。しかし、コロナ騒動によってマイナス1800億円と見込まれていた利益がプラス2100億円に転じた任天堂は、一人勝ちを喜ぶ前に、コロナで儲けた利益を活用してどれだけの社会貢献をなすべきか企業の良心が問われているのでは無いだろうか。