ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マグロ初競り、常連「すしざんまい」がセリ落とさなかったワケ。

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東京・銀座の「鮨 銀座おのでら」⬆が、東京・豊洲市場で行われた新春恒例のマグロ初競で、青森・大間産クロマグロ(208kg)を最高値となる2,084万円で落札した。「鮨 銀座おのでら」の一番マグロの落札は、築地市場での最後の初競りだった2018年以来、3年ぶり2度目のことだ。このニュースは、正月恒例のニュースとしてNHKをはじめテレビ全局が繰り返し報道したため、「鮨 銀座おのでら」の知名度は急上昇するに違いない。マグロの初競りといえば、毎年のように高値を付け初競りを盛り上げてきた「すしざんまい」を運営する「株式会社喜代村」の木村清社長が有名だ。彼は、お店の知名度をあげる宣伝費のつもりで、過去に3億円以上で競り落としてみせるなど、その宣伝力に長けた人物だが、コロナ禍の今年は「外出が自粛ムードなので、あんまり派手にやるのはちょっといかがなものか、ということでね」と言い、今年の初セリで競り落とさなかった理由を明らかにした。たしかに「すしざんまい」がコロナ禍の正月に一番マグロを高値で落札したら、せっかく「マグロ初競り」で築き上げてきたお店のイメージが 一気にダウンしてしまうに違いない。実に賢明な社長の判断だろう。で、今年の初競りで一番マグロを落札して知名度を上げた「鮨銀座おのでら」には、コロナ禍のなかでどれほどの人が来店してくれるのだろうか、他人事ながら心配だ(笑)