ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ミシュラン初の日本人3つ星シェフ、パリジャンの評判は?

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フランスで2020年版ミシュランガイドが発表され、パリのレストラン「ケイ」のオーナーシェフで長野県諏訪市出身の小林圭さん(42)が日本人シェフとして初めてとなる三ツ星を獲得した。 小林さんは日本の食材も駆使した独創的なフランス料理で知られ、ミシュランは「風味の真の名人」と称賛し「正確で綿密、美を追求している」と評価した。フランスのテレビでも日本人として歴史的な快挙であると緊急ニュースとして報じられた。このニュースにパリ市民はどう反応したか、SNSに挙げられた声を拾って見ると「2ヶ月前に彼の店でディナーを食べてきたけど、素晴らしかったから当然だよ。ブラボー、当然の結果だね」「これは緊急ニュースで報道するようなことなの?」「緊急ニュースって英語のブレーキングニュースのことでしょ。翻訳がおかしいだけだよ。日本人シェフおめでとう」「ミシュランの委員会は彼が日本人だから3マカロンを与えたんだろうね」「どうでもいいよ。ミシュランはもう権威のあるものでもないし」「彼はスタイリッシュなシェフだね。クールでちょいワルなルックスが好きだな」「本当にすごいことだよ。フランスで外国人が選ばれるなんてめっちゃレアなことだ」「ミシュランの星は過大評価だって騒ぎたいところだけど、この素晴らしいシェフを称えることにするよ。おめでとう!」21年前に渡仏して修業を重ね9年前にパリ中心部でレストランを開店した小林圭さん、「ブラボー!」の一言に尽きるだろう。