ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

パスポートを持ってない働きバチ日本人、先進国で最下位。

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日本人のパスポート所有率は、他の先進国の平均よりもずっと少ない24%ほど、日本人の約4人に1人しかパスポートを持っていないと言う意外過ぎる現実。G7、G8と呼ばれる先進国の内で、パスポートを持っていないランキングで、日本人が最下位なんだそうだ。それに比べて、日本と同じように島国であるイギリス人はパスポート保有率が約70%、アメリカと同じ北米大陸のカナダ人は約60%とはるかに高い比率でパスポートを所有していると言う。ナゼ、こんなに大きな差が出るのだろうか。各国のパスポートの自由度(ビザ無しで行ける国の数)をランク付けした「パスポートインデックス2019年版」では、日本のパスポートは昨年に引き続き、単独首位を獲得した。つまり、日本のパスポートは世界のどこへでも自由に行ける最強のパスポートなのだ。にもかかわらず、所有している人が少ない理由は一体何なのか。先ず考えられるのは、海外には、英語ができない日本人が安心して旅行できる場所がほとんどないため、言葉の壁や外国語への苦手意識が海外旅行をためらわせているという事、そして海外旅行に利用する日本発着便の航空運賃が他の国の料金設定に比べて高過ぎることが海外旅行が敬遠される原因だとも考えられている。さらに、海外旅行でもうひとつ重要な点は、近場のアジアで最低3~5日、ヨーロッパなら最低7日以上の旅行日数が必要なことだ。日本人はまとまった休暇日数を気軽にとれる人は少いため海外旅行はとても無理、というのがパスポート所有率が少ない最大の理由になるのかもしれない。我が国が世界の先進国と肩を並べて久しいが、相変わらず「働きバチ」生活を送っている多くの日本人にとって、長期休暇が必要な海外旅行=パスポートは無縁なのかもしれない(笑)