ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

パソコンを操作できないスマホ世代の若者、社会人失格?

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2016年に行ったNECパーソナルコンピュータ調査によると、44.3%の企業が、採用の際にパソコンスキルの有無を重視すると答えたのに対して、大学1年生から3年生の75.7%、4年生の70.7%が「PCスキルに自信がない」と回答したという。大学生はレポートを書いたり、発表資料をつくったりするので、パソコンを使う機会はありそうなものなのに、現在の大学生はレポート作成や動画編集など、ありとあらゆる作業をスマホですべて行っているのだという。論文作成もパソコンのタイピング入力より、スマホのフリック入力のほうが早く書けるのだという。しかし、企業に入社すれば、スマホの機能では出来ない情報を整理、加工して発信する作業が要求される。各種資料や見積書作成などで、関数の活用、表・グラフの作成、四則演算など最低限のパソコンスキルが求められるのだ。海外の国々に比べて日本の学生のパソコンスキルが、実は先進国の中でも最低レベルだということは内閣府が2013年に実施した情報機器所有率調査で判明している。日本の若者は携帯ゲームの所持率は高いのに、パソコンやタブレット端末の所持率は先進国の中で最低だという。とくにパソコンの所持率が、欧米諸国に比べて格段に低く、自分専用のノートパソコンを持っている割合は43.3%、デスクトップパソコンは2割にも満たないという。しかし、新入社員にパソコンスキルを習得させることはそんなに難しいことなのだろうか?サラリーマンなら誰でも使いこなせているパソコン、あんな小さいスマホ画面を見ながらフリック(指操作)入力できる若者達なら、新入社員研修で基本操作を教えてあげれば大画面で行うパソコンスキルなぞ、アッという間に身につけてしまうに違いない(笑)