ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ビッグマウスが大人になった、亀田興毅が天心戦を振り返る。

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元・プロボクシング世界三階制覇の亀田興毅選手が、格闘技RISE世界フェザー級王者・那須川天心選手とボクシングルールで対戦した。試合は那須川がスピードと手数で亀田を圧倒。鋭い右ジャブ、ボディブローが次々と決まったが、亀田も元世界王者の意地を見せてダウンを拒み、最後まで戦い続け、引き分けで終わった。試合終了後、亀田選手は報道陣に対してかつてのビッグマウスとは打って変わった口調で、那須川と戦った感想、そしてボクシングへの暑い想いを語った。今回ボクシング界からの批判があったことを踏まえて「ボクシングだけが盛り上がったらいいってわけではないんですよね。ボクシングも、キックボクシングも、総合格闘技も、全てリングものがひとつになって戦って、それでも野球やサッカーには勝てないんですよね。だから今、これからの格闘技界っていうのは、もっと横のつながりをもってみんなで力を合わせて巨大な野球やサッカーと戦っていけるようなメジャーコンテンツに格闘技がなっていけばいいな、と」「今日の戦いも自分なりのこれからの格闘技界に対して伝えたいことでもメッセージでもあるし、やっぱり今日の戦いをみんな注目して見てくれたわけで。ただ、元ボクサーとして世界チャンピオンとして、もうちょっといい戦いが見せられたらよかったんですけれど、さすがに衰えにはかなわないかな」「今のボクシング界におる人たちともっと歩み寄って、みんなの意見を聞きたくて、気持ちをひとつに作っていかないといけないのかなって。自分一人で作るのはできないし、そんなに偉い人間でもないし、そんな立場もないし。だから皆さん、ボクシング界の重鎮と言われる方がいっぱいいてるじゃないですか。そういう人たちと力を合わせてみんなで意見を交換し合って、いいものを作っていけたらなと」かつてのビッグマウスも32歳、しっかりした大人になり、多くの人がうなずける鋭い意見を述べたのだ。