ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

我が国に、ゲイなど性的マイノリティが7.6%もいるって信じる?

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日本ではL(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル両性愛)T(トランスジェンダー心と体の性が不一致)のいわゆる性的マイノリティの人々が7.6%も存在すると言われている。確かにテレビにしばしば登場するゲイなどのタレントを見る限りではさもありなんとも思えるが、海外の国々の場合ではどうなのか?アメリカではカリフォルニア大学の調査でレズビアン・ゲイ・バイセクシャルが人口対比で約3.8%とされ、イギリスではONSの調査で人口に対して約2%、オーストラリアでは3.4%、フランスでは日本に近い7%という数字が示されている。海外の国々の数字と比較してみても我が国の7.6%という高い数字には何とも首を傾げたくなる。これは日本に多い苗字である佐藤・鈴木・田中・伊藤・渡辺・山本姓の人達の全人口対比にほぼ一致する数値だが、佐藤さんや鈴木さんが身近に存在するようにレズビアンやゲイの人達が身近に居るなんてニワカには信じがたい話だろう。この数字の根拠は、電通が4年前にランダムに選んだ7万人を対象に行なったLGBT調査の結果だというが、調査の方法は、セクシュアリティを身体の性・心の性・好きになる性に分けてマップを作り、ストレート以外のレズビアン・ゲイ・バイ・トランスジェンダーに当てはまった人を合計した数値が7.6%だったというのだ。日本はいまだに同性婚さへ認められていない性の後進国なのに、同性婚がすでに合法化されているアメリカやイギリスやオーストラリアの2〜3%と言う数字を倍以上も上回るこの調査結果に首を傾げてしまうのは私だけなんだろうか?